PTSD(驚証)の中医治療

驚証は、心神機能の失調が精神に及び、驚きやすい状態を呈する症候群を特徴とする。臨床症状としては、落ち着かないが主症状で、それ以外に驚きやすい、緊張、恐怖。歴代医家の見解では、「外的刺激によって突然発生する心が突然動揺して安定しない状態」。西洋医学病名では、PTSD(フラッシュバック)、恐怖症、不安障害に相当します。

胆怯心虚びくびくして驚きやすい、動悸、人前に出れない、声がか細い、軟便、小便清長舌淡紅、苔白、脈沈弦細四君子湯合温胆湯加減人参、茯苓、枳実、白朮、炙甘草、酸棗仁、陳皮、竹筎、百合
陰血不足不眠、覚醒しやすい、驚きやすい、引きこもり、潮熱、盗汗、便秘舌紅、苔白或無苔、脈沈細帰菊地黄湯加減当帰、白芍、山茱萸、熟地、玄参、地骨皮、茯苓、牡丹皮、酸棗仁
痰火擾心興奮、不安、突然の驚愕、落ち着かない、不眠、浅眠ですぐ覚醒、驚いて外に飛び出す、怒らない、便秘、尿濃舌紅、苔薄黄或黄膩苔、脈弦滑数黄連温胆湯加減黄連、竹筎、枳実、半夏、陳皮、茯苓、青蒙石、甘草、琥珀
肝鬱血虚気持ちが晴れず、感情が滞ってすっきりしない、怒れない、過敏で驚きやすい、夜間驚いて覚醒、顔面蒼白、軟便舌紅、苔無、脈沈弦細丹梔逍遥散加減柴胡、白芍、当帰、白朮、茯苓、牡丹皮、山梔子、酸棗仁
心火亢盛イライラして驚きやすい、ほてり、渴喜冷饮、独語独笑、話したり笑ったりしている最中に驚く、顔と目が赤い、小便赤舌紅、苔薄黄、脈数瀉心導赤散加減黄連、山梔子、生地、木通、甘草、灯心草、酸棗仁