医療不信

大活躍中の福島雅典先生の著書を読みました。長年、抗がん剤などの薬害と闘って来られました。内容を一部抜粋します。

日本人は某大な量の薬品を医療において消費し、それらのうちのいくつかは世界中のほかの国では法的に使用できない。1987年時点では、日本は世界一の処方医薬品の消費国である。特に抗がん剤は、その効果が疑わしいにもかかわらず、いまだ毎年1000億を超える売上があり、他の先進国における抗がん剤の売上をはるかに超えている。そのうえ日本でしか売られていないいくつかの薬には重大な副作用がある。

現行の医学教育制度の下では、医学生は医療の中で科学的に考える姿勢が育まれることはなく、新しい臨床科学も系統的に教育されていない。(中略)また日本語の教科書、論文は、欧米の教科書や指導的雑誌に掲載される論文に比し、例外を除き非常に遅れていたり、各学者の独自の見解や誤りも多いため、その時点の世界の標準的水準に達してないものが多い。また、臨床的に必須の知識が欠落したりいたりすることも多い。

井上正康先生との対談は、非常に勉強になります。

https://www.nicovideo.jp/watch/so41730996

https://www.nicovideo.jp/watch/so41735886

医療ジャーナリストの鳥集徹さんの新著の巻頭は、ヒポクラテスの誓いです。

医の神アポロン、アスクレーピオス、ヒギエイア、パナケイア、及び全ての神々よ。私自身の能力と判断に従って、この誓約を守ることを誓う。

  • この医術を教えてくれた師を実の親のように敬い、自らの財産を分け与えて、必要ある時には助ける。
  • 師の子孫を自身の兄弟のように見て、彼らが学ばんとすれば報酬なしにこの術を教える。
  • 著作や講義その他あらゆる方法で、医術の知識を師や自らの息子、また、医の規則に則って誓約で結ばれている弟子達に分かち与え、それ以外の誰にも与えない。
  • 自身の能力と判断に従って、患者に利すると思う治療法を選択し、害と知る治療法を決して選択しない。
  • 依頼されても人を殺す薬を与えない。
  • 同様に婦人を流産させる道具を与えない。
  • 生涯を純粋と神聖を貫き、医術を行う。
  • どんな家を訪れる時もそこの自由人と奴隷の相違を問わず、不正を犯すことなく、医術を行う。
  • 医に関するか否かに関わらず、他人の生活についての秘密を遵守する。

この誓いを守り続ける限り、私は人生と医術とを享受し、全ての人から尊敬されるであろう!
しかし、万が一、この誓いを破る時、私はその反対の運命を賜るだろう。

荒川央先生の「コロナワクチンが危険な理由2」から一部抜粋します。

医師の多くは受験戦争を勝ち抜いた末に高い学歴と年収、社会的地位を得た成功者と呼んでも良いのではないでしょうか。そういう意味では医師は本来人々の憧れの職業の1つであり、尊敬すべき職業でした。しかし、コロナ騒動を通して、私自身は医療への漠然とした信頼を失ってしまいました。