夏場は塩水を飲むのが基本です

急激に気温が上がってきていますが、この時期は発汗で塩分が大量に失われるために、塩水を飲むのが基本です。

水にぬちまーすや雪塩などのマグネシウムも豊富な塩を適当にひとつまみ入れることをお勧めします。

外出時の飲料としては、夏場限定で販売されており塩分の入ったソルティライチがあります。

とは言ってもペットボトルは、マイクロプラスティックや環境エストロゲンの問題がありますので、浄水器を通した水を飲む方が良いです。

暑気あたりで、下痢をしたり、胃腸を壊したり、のぼせが出たりする原因は、真水を大量に飲むことにもあると考えています。

真水では、浸透圧の関係で塩水に比べると吸収がしにくいので、夏場で増えた水分を十分に吸収出来なかった結果が下痢になります。

もともと胃弱の方は、夏場で増えた水分負荷に耐えられず、さらに胃腸の調子が悪くなります。

真水で鼻うがいをすると粘膜へのダメージがよくわかりますが、真水より塩水の方が、胃腸へのダメージは少なくなります。

夏場は身体を冷やす作用のある体内の水分の不足によって、のぼせが起こってきます。

理想的な塩水は、生理食塩水の濃度です。飲んでみておいしいと感じる濃さが適切です。