大黄䗪(しゃ)虫丸

大黄䗪虫丸は、中医学における血の流れが滞った状態である瘀血に伴う諸症状を改善する丸薬です。血行を良くする、血の塊を失くす作用があります。ワクチン後遺症に関しては、スパイクタンパク質によって作られる血栓などが、身体の経絡を塞いで起こしてくる様々な症状(歩行障害、健忘、疼痛、湿疹など)の改善が期待できます。

生薬の構成は、大黄、黄芩、甘草、桃仁、杏仁、芍薬、地黄、乾漆、虻虫、水蛭、蠐螬、䗪虫です。虻虫はアブ、水蛭はヒル、蠐螬はコガネムシ類の幼虫、䗪虫はゴキブリと虫類が幾つも使われています。これらには身体深部の強力な駈瘀血作用があります。

除去散だけでは症状の改善が不十分な方に、除去散に追加して同時に服用することをお勧めしています。

水蜜丸:口服、1回3g(30丸)、1日1~2回、水まだはお湯で服用してください。
大蜜丸:口服、1回1丸を1日1~2回、水まだはお湯で服用してください。