いびきの自然療法
習慣性いびきは、週3回以上いびきをかくことと定義されており、一般大衆の33%が該当することが知られています。
いびきは、寝ているときに①舌根の沈下、②軟口蓋の下垂によって物理的に気道が狭くなることが原因です。
いびきは、慢性の鼻詰まり、睡眠時無呼吸症候群と密接に関係していることが知られており(2007年、Kohlerら)、いびきは主に睡眠中の鼻炎による鼻詰まりによる口呼吸によって起こり、いびきが悪化したものが睡眠時無呼吸症候群です。
いびきのある人は、糖尿病、メタボリックシンドローム、高血圧、脳卒中のリスクがあることが報告されています。(2015年、Liら)
1.鼻炎の治療
①植物油を出来るだけ排除する
昔は存在しなかったアレルギー疾患が急激に増えてきた理由のひとつは、植物油の普及が原因と言われています。植物油に含まれるオメガ6脂肪酸は、アラキドン酸カスケードにおいて脂質メディエーターとなりアレルギーの燃料になるだけでなく、容易に酸化されて炎症を惹起します。
まずは、植物油および植物油を含む食品を出来るだけ排除する食事を勧めます。摂取しても問題ない油は、飽和脂肪酸が主成分のバター、ラードなどです。
②鼻洗浄、鼻うがいで鼻炎の原因となるアレルゲンを取り除く
市販の専用容器を使ってみることを勧めます。
上咽頭炎のある方はBスポット療法、ミサトール リノローション、MSMプレフィアによる鼻うがいをご検討ください。
慢性上咽頭炎の有無を調べるには、耳の下辺りの胸鎖乳突筋に痛みがあれば、疑い有りです。
③舌を鍛えて舌根沈下を防ぎ、免疫強化も期待できるあいうべ体操を行う。
2.口呼吸を治す
①口テープを寝るときに使う。
②いびき防止器具を口にくわえて寝る。
3.舌根と軟口蓋の落下がしにくい側臥位かうつ伏せで寝る。