武漢の新型肺炎の原因

2019年12月から、中国の湖北省武漢の海鮮市場を中心として原因不明の肺炎患者が続出して、その後は全世界に拡散してきています。

これは新型のコロナウイルスの感染症であることが判明しています。

ファーマゲドンから一部を転記します。

家畜に抗生物質を投与すると家畜を太らせることが出来ることが1942年に報告されて以来、爆発的に家畜への抗生剤の投与量が増えています。

畜産方法も効率化のために自然な放牧から、工場集約型畜産に変化しており、感染を予防的に防ぐためにも抗生剤が使われるようになりました。

工場集約式畜産では、労力と飼料のコストを下げるために、家畜は閉鎖的に閉じ込められます。

動きを制限することで太らせ、労働者の労働量を下げることが出来ます。

この結果、感染症が蔓延しやすい環境になっており、この環境では免疫力が低下することが知られています。

つまり、家畜への抗生剤の投与は、①成長促進、②感染予防の2つが目的です。

20世紀末には、世界で使われる抗生剤の半分は食肉用であり、特にアメリカでは使われる抗生剤の80%は畜産業で使用されていました。

この結果として、MRSA(メチシリン耐性黄色ブドウ球菌)などの薬剤耐性菌や新型ウイルスが発生してきています。

2006年にEUで発育促進のための抗生剤の使用は禁止されており、世界各国もこれに追随しているところですが、現実には病気予防と称して抗生剤が使用されているのが現状です。

工場集約型畜産と抗生剤の投与によって、耐性菌や悪性のウイルス感染症が近年次々と発生してきています。