舌痛症も栄養疾患
舌痛症は、舌に原因不明の痛みが続く状態です。
発症頻度は、全人口の0.7%-3%で、中年女性に多いと言われています。
医者の間では、頻度は多いが、治療が難しい疾患として有名です。
原因となるメカニズムとして、2つ考えています。
1.糖質過食によって、血糖値が乱高下するために、神経伝達物質による疼痛の抑制システムが疲弊して機能しなくなっている。
2.砂糖の甘味の100倍を超える人工甘味料や劇辛料理の頻食によって、味覚の情報処理システムに問題が起こっている。
糖質制限と強い甘味料や辛味料を避けるのが治療となります。
舌痛症も現代食を避けて、自然食に戻していくことを勧めています。
人工甘味料は、お菓子や医薬品などに一般的に使われています。
人工辛味料は存在しませんが、現在は世界中の劇辛香辛料が簡単に手に入る時代です。