糖尿病の治療、まずは糖質制限
ほとんどの生活習慣病は、糖質制限で治ってきます。
糖尿病、高血圧、高脂血症、動脈硬化などなど。
もはや、糖質制限は常識と言っていいと思います。
先進国でも糖質制限(low-carb diet)は、常識となってきてます。
糖質制限の本は、日本語でも沢山ありすぎて、読破できません。
一冊だけ紹介するとすると、
一冊だけ選ぶとすると、この本がいいような気がします。
どの本でも、今までの栄養の常識と真逆のことが書かれていますので、勉強になります。
江部先生のブログも参考になります。
http://koujiebe.blog95.fc2.com
ブログ内の検索機能を使って、自分の知りたいことを調べることも出来ます。
血糖値を上げるのは、糖質だけです。
糖質を摂らなければ、血糖値は上がらず、糖尿病にはなりません。
簡単な話ですが、それが簡単で終わらないのは、糖質依存などの問題が、複雑に絡んでくるからだと考えています。
アメリカの糖尿病学会の生活指針も、ほぼ糖質制限に傾いているように読み取れますが、結論は「理想的な糖質摂取量は結論はない。糖質摂取と食後血糖値の関係は明らかであるが」となってます。
http://care.diabetesjournals.org/content/42/Supplement_1/S46
「長い期間で見ると、食事習慣を変えることは難しく、元の食事習慣に戻っていくことが多い」とも、記載されています。
これが、糖質依存のことだと思います。
一般人の健康にとって、糖質を摂っても良いなんてデータは、ほぼないと言って構わないと思います。
だけども、糖質はやめられないのが現実ですね。
糖尿病性腎障害の場合も、タンパク質に関しては、0.8g/kg 体重以下にしてはいけないと記載されています。