抗酸化点ランキング

食物は、抗酸化作用のある食物と、抗酸化作用を持たない食物に分かれます。

抗酸化作用のある食物の代表は、緑黄色野菜と果物です。草食動物は癌になりません。

酸化作用は、発がん、生活習慣病、老化などあらゆる現代病に関係しています。

野菜と果物は抗酸化作用だけでなく、腸活のための食物繊維、ビタミンやミネラル、解毒のための硫黄の供給源になるので、このランキングが低い物が価値が低いとは一概に言えません。

フィンランドでの20年間の追跡調査で、抗酸化食物の摂取量が多いほど死亡率が下がると報告されています。

抗酸化食物であるフラボノイドの摂取量が多いほど全死亡率および冠動脈疾患死が少ないことが示されており、フラボノイドの主な供給源としてリンゴと玉ねぎが挙げられています。

また生存者では果物、ビタミンCの 摂取量が有意に多いことが示されています。ビタミンEや β-カロテンな どの抗酸化物の摂取量も生存者で多い傾向がみられます。

体内の抗酸化力の指標のひとつであるSOD活性と寿命の相関も指摘されています。