漢方治療は内科、心療内科、神経内科、皮膚科、耳鼻咽喉科、小児科、産婦人科、整形外科、眼科、泌尿器科など、診療科目は関係なくほとんどの疾患を対象とします。
西洋医学的な縦割り科目別の治療ではなく、心身のバランスをすべて見て、総合診療的な治療を行います。
主に保険適応出来る生薬による煎じ薬をお出ししています。
(ツムラなどのエキス剤、煎じ薬を含む漢方薬全般に保険が適用されますが、一部の生薬は自費になります)
主な対象疾患は以下となります。
疲労倦怠感、肥満、痩せすぎ、四肢の冷え、手足のほてり、のぼせ、冷えのぼせ(寒熱挟雑、寒熱錯雑証)、衝気上逆と腎気上攻、甲状腺疾患、慢性発熱、陰虚発熱・気虚発熱
感染、呼吸器疾患(感冒、肺炎(風温、温病)、咳嗽、咽頭痛、喀痰、胸痛、慢性気管支炎(痰飲)、喘息(哮喘)、呼吸困難(喘証)、間質性肺炎、肺膿瘍、肺気腫、新型コロナ感染症、秋燥)
皮膚科疾患(湿疹、全身性湿疹、蕁麻疹、血管性浮腫、アトピー性皮膚炎、単純疱疹、帯状疱疹、イボと老人性疣贅、扁平疣贅、結節性痒疹、肢端紅痛症、AGA脱毛症、円形脱毛症、自家感作性皮膚炎、ニキビ、そばかす、シミ(肝斑)、顔面紅潮、乾癬、掌蹠膿疱症、下腿潰瘍、内出血(血小板減少症)、紫斑、再発性口内炎、汗疹、美顔・美髪、頸部リンパ節腫、三叉神経痛、酒渣、皮膚掻痒症、化膿性汗腺炎)
耳鼻咽喉科疾患(花粉症、急性扁桃炎、急性咽頭炎、急性喉頭炎、慢性喉頭炎、アレルギー性鼻炎、副鼻腔炎、中耳炎、めまい、耳鳴り、難聴、嗄声・失声、耳脹・耳閉)
消化器疾患(便秘、下痢、嘔吐、吐き気、口苦、口渇、食欲不振、しぶり腹、鼓腸(腹水)、嚥下障害、舌の裂紋、糖尿病、潰瘍性大腸炎、下血、慢性胃炎(腹満)、胃部不快感(反胃)、嚥下困難(噎膈)、胃腸機能障害、腸癰、脾胃の昇降失調、痰飲(胃腸機能失調)、脾虚湿困(湿困脾胃)、胃気上逆、げっぷ(嗳気)、しゃっくり、黄疸)
循環器疾患(動悸、動悸・心痛(ワクチン関連)、心不全、むくみ、心痛(狭心症)・真心痛(心筋梗塞)、胸痛)
産婦人科疾患(月経痛、月経過多、月経過少、不正出血、不妊、多のう胞性卵巣、PMS、更年期障害、癥瘕(下腹部結塊)、衝気上逆(ホットフラッシュ)と腎気上攻)
神経内科疾患(頭痛、歩行障害・脱力、感覚麻痺・しびれ、ふるえ、失神、三叉神経痛、ALS、脊髄小脳変性症、脳梗塞(中風)、てんかん)
心療内科疾患(うつ、不眠、多夢、脇痛、ナルコレプシー(多眠)、健忘、認知症、発達障害、夜ふかし、失神、躁鬱、心腎不交)
整形外科疾患(関節痛・筋肉痛、リウマチ、こむら返り、衝気上逆(ホットフラッシュ)と腎気上攻(項強))
眼科領域(かすみ目、羞明、ぶどう膜炎、白内障、緑内障、眼痛、視神経萎縮、逆まつ毛)
泌尿器科疾患(頻尿、夜間多尿、排尿困難、腎結石、尿管結石、尿失禁、尿もれ、膀胱炎、IgA腎症)
癌(癌全般、胃癌、卵巣がん(腹水、食欲不振)、乳がん、大腸がん、前立腺がん、子宮頸がん、肺がん、癌による出血、腹水、放射線治療の副作用(皮膚炎、食道炎、肺障害)、甲状腺疾患、腹部腫瘤、胃がん)
方剤:除去散、達原飲、達原飲三味、六神丸、天王補心丹、大黄䗪虫丸、うつと不安の強力な方剤、銀翹散
方剤の解析:心腎不交、実熱に使う化痰薬、湿困脾胃(生薬・方剤)、胃内停水、胃気上逆、肝気鬱結、肝陰虚、肝風内動、脾気虚、腎陰虚・腎陽虚、肝火心火、咳嗽
生薬の使い分け:止咳薬、化痰薬、実熱に使う化痰薬、化湿薬、疏肝平肝薬、安神薬、鎮驚薬、止痒薬、通便薬、痺証・痿証、止痛薬、関節痛、通絡、咽頭痛、消腫薬、皮膚化膿症、排膿(肺化膿症)、腸癰(腸化膿症)、清熱抗菌、明目薬(羞明)、滋陰薬、理気薬、腹水、止瀉薬、瘰癧(頸部リンパ節腫)、脾胃の昇降失調、昇降浮沈、しびれ・感覚麻痺、湿困脾胃(生薬・方剤)、胃気上逆、腰膝酸軟、まずい・甘い・もたれる生薬、痙攣・てんかん、抗菌・抗ウイルス、透疹、癌、胃気上逆、毒性
対薬や類似薬:柴胡と黄芩、柴胡と枳実、大棗と生姜、粉防已と局方防已、栝楼根と栝楼仁と栝楼実、蒼朮と白朮、杏仁・桔梗・麻黄・石膏、中医対薬(痺証、痿証)、独活と羌活、金銀花と連翹、荊芥・防風と麻黄・桂枝、半夏と陳皮、半夏と生姜、半夏と厚朴、柴胡と白芍、蘇葉と桑葉と紫蘇子、白豆蔲と白扁豆と肉豆蔲、木通と木瓜と木香、冬瓜皮と冬瓜子(仁)、山豆根と山慈姑
中医外用治療:液剤の使い方
その他:妊娠と生薬、免疫のバリアと中医学、中医学から見た後遺症の養生、木田山薬堂診療所 養生法、陰虚発熱・気虚発熱、傷寒と温病、子供への漢方の飲ませ方、発達障害の精神症状、肝症候の関連図、紫河車とプラセンタ、衝気上逆と腎気上攻
中医学の基礎:弁証論治と気血津液弁証、気血津液弁証の舌診と脈診と方剤、臓腑弁証、臓腑弁証と方剤・エキス剤、五臓六腑、舌診、脈診、虚証と実証、傷寒と温病、衛気営血弁証、津液の病理(湿と痰飲)、気血津液の変化の速さ、脾胃の病機と治法
エキス剤の使い分け:うつと疲労、貧血、下痢、冷えとのぼせ、むくみ、かぜ症候群、扁桃炎・咽頭痛、咳・痰、頭痛・肩こり、かゆみ、夜尿症、関節痛、こむら返り、湿疹、上部消化器症状