タンパク質が足りないと、メンタル不調になります
不安やうつに関係するセロトニンやGABAなどの脳内の神経伝達物質は、タンパク質から作られます。
タンパク質の摂取量が足りないと、神経伝達物質が十分に作れないので、頭がうまく動かなくなります。
これを、うつとか、不安とか言ってもいいかもしれません。
抗うつ剤は、セロトニン仮説に基づいて、セロトニンの取り込みを防ぐなどの方法で、セロトニンをその場だけで増やそうとします。(その場所をシナプス間隙と言います。)
もともとのタンパク質摂取量が、全然足りていません。タンパク質をしっかり摂ることで、抗うつ剤と同じ効果が期待できます。
もともとタンパク質をちゃんと摂ってない人が摂れるようになると、肌が若返り、頭が回って会話がスムーズになってきます。
頭が回って、こだわりがなくなり、切り替えができるようになってきます。後片付けが出来るようになったり、優先順位がつけれるようになります。長年放置してきた懸案事項に、手をつけることが出来るようになります。理解力が上がり、正しく考えることが出来るようになります。
ところが、タンパクの摂取をさぼると、すぐに元のうつ気味、頭が回らない状態に戻ります。
身体のタンパク質は毎日壊されて作り直されますが、脳は臓器としてはそのタンパク質量が多く(脳全体の40%)、なおかつ半減期が2週間と短い=脳の半分は2週間で作り直されるので、相対的にタンパク質不足が起きやすいです。
脳は膨大なエネルギーを消費するので、栄養の影響を最も受けやすい臓器とも言えます。
プロテインやボーンブロスなどで、積極的にタンパク質を摂ることが、メンタルを安定させる根本的な治療になります。