ビタミンCの摂取量の目安
ヒト、サル、モルモットは、自分でビタミンCを作れません。
ビタミンCを自分で作れる動物の血中ビタミンC濃度から、ビタミンCの必要基本量が推定出来ます。
1日に2gが、基本量になります。
ただし、ストレスがかかった時などには、動物のビタミンCの血中濃度は10倍以上に跳ね上がってきます。
疲れたときや、風邪を引いた時などは、大量のビタミンCがお勧めです。
この場合は、大量にビタミンCが消費されますので、下痢はしません。
C1000の1錠は、レモン50個に相当します。
食事でビタミンを摂るという概念は、成立しなくなっています。
ビタミンCに関しては、国産の安価なものでも、なんでも構いません。
天然物と合成品の化学構造式は同じです。
水溶性ビタミンは合成品、脂溶性ビタミンは天然物が基本です。
排泄の早い水溶性ビタミンは、何回かに分けて服用し、排泄の遅い脂溶性ビタミンは、1日1回で服用します。
ビタミンCは、ストレスがかかった時などにどれだけ大量に摂れるかがポイントです。
アスコルビン酸は強い酸性を呈します。口の中がpH5以下になると歯の脱灰の恐れが出てきます。
噛んだりせずに、飲み込むことを勧めます。
液体に溶かした場合も、口の中で留まらせずに、飲み込むことを勧めます。
ビタミンCに相当する体内の抗酸化物質の尿酸があります。
抗酸化対策としての尿酸は大事ですが、体内の代謝の補酵素としては、ビタミンCの代わりにはなりません。