セカンドミール効果の誤解(インスリン抵抗性)

2019年4月10日

インスリン産生(C-peptide)、インスリン分泌(インスリン)、血糖値の関係を見ると、

インスリン産生:朝食あり>朝食なし

インスリン分泌:朝食あり>朝食なし

血糖値の乱高下:朝食あり<朝食なし

インスリン抵抗性とは、インスリンが効きにくいことです。

同じ量のインスリンに対して血糖値が下がりにくいこと=インスリン抵抗性があることです。

朝食を食べると、沢山インスリンは産生・分泌されますが、血糖値の低下は少ないです。

朝食を抜くと、インスリンは産生・分泌は少ないですが、血糖値の低下は大きいです。

朝食を抜くことで、インスリン抵抗性が改善しています。

人の体重は基準値(セットポイント)が決められており、ダイエットなどを一時的に頑張っても、元の基準値(セットポイント)に戻ると言われています。

これには、インスリン抵抗性が関与していると言われており、インスリン抵抗性を改善することで、このセットポイントをリセット出来ると言われています。

リバウンドを防ぐダイエットは、プチ断食がコツであり、これでセットポイントを変化させることが出来ます。

2型糖尿病は、インスリン分泌不全とインスリン抵抗性が原因です。

プチ断食+糖質制限が、このインスリン抵抗性を改善してくれます

ロカボでも3食食べていると、インスリンはずっと出ているので、抵抗性が改善しません。

人類の歴史を振り返ると、飢饉を繰り返していましたし、肥満の人はほとんどいなかったはずです。

これは、飢餓状態を繰り返していたわけで、肥満ホルモンのインスリンの出番がない時間が長かったということです。

現在は3食で糖質を食べて、間にジュースを摂っているわけですから、インスリンがダダ漏れ状態で、インスリンが出にくくなったり(分泌不全)、効きにくくなったり(抵抗性)しているわけです。

治療は簡単で、糖質を摂らない時間をしっかり取ることです。

糖質摂るから、肥満ホルモンのインスリンが出て、太って生活習慣病になるという話です。

グルカゴンについては、動態が難しくてよくわかりません。

下記が、2型糖尿病の食後のグルカゴン分泌のですが、健常者とは異なっています。

GLP-1は、食物が消化管に入ると、血糖値の上昇を抑えるために、主に小腸の産生細胞において、グルカゴンの前駆体(preproglucagon)からGLP-1として切り出されます。

インスリンの分泌促進が主な作用であるので、インスリン分泌に先立って変動して、インスリン(B)とGLP-1(D)はよく似た図になってます。