BUN/クレアチニン比

2019年5月4日

BUN(尿素窒素)もクレアチニンも、血液中のタンパク質の老廃物を測定しています。これらは、腎臓からのみ排泄されるので、腎臓の排泄機能が落ちれば上昇してきます。

これらの測定によって、腎臓の排泄機能を見ることが出来ます。

クレアチニンは、腎機能以外の影響を受けないので、純粋な腎機能の指標になります。

一方で、BUNは食事や肝機能など様々な影響を受けるので、違いが出てきます。

プロテインを服用中に、BUN/クレアチニン比が、20を超え、25を超えてくる感じだと、プロテインが、身体の合成などに利用されず、そのまま分解されて、排泄されている可能性が高いです。

アミノ酸プールに大量になだれ込んだアミノ酸が、タンパク合成、糖新生以外に、オルニチン回路に回されるからです。

精製タンパク質によるアミノ酸の急激な吸収・流入に対して、排泄の回路が盛んになるはずです。

それは、精製糖質、精製脂質(MCTオイル)とよく似た急激な代謝になるはずです。

オルニチン回路は、肝臓の3つの主要回路のひとつですが、エネルギー消費回路なので、過度に負担を掛けない方が良いです。

当然、腎臓にも負担がかかります。

BUN/クレアチニン比が、20を超える人は、珍しいです。

それは蛋白摂取、プロテイン摂取が出来ているということで良いことでもありますが、程度があるはずです。

可能なら精製タンパク質(プロテイン)ではなくて、自然タンパク質で、タンパク質の必要量を確保出来たら良いと思います。

現実的には、大人では難しいかもしれませんが。

あるいは、プロテインを一気飲みではなくて、時間を掛けて飲む方法が良いかもしれません。

人類の進化を考えると、基本的に精製栄養素に対応できる代謝構造になっていません。