最優先は、糖質依存の治療

2019年5月6日

地元でクローズドの講演予定です。今回は栄養の話です。

このブログは、自分用のメモや、頂いた質問に答えるため、診察でうまく説明できなかったことへの反省を込めて書いてます。

一部は小難しすぎて申し訳なく思ってます。

講演となると、一般向けの話なので、一から説明したいと思います。

依存症の定義は、「やめたくても、やめられない状態のために健康に問題が出る」ことです。

糖質を減らすと、我慢できずに、また欲しくなる=糖質依存です。

アメリカの現状については、過去に記事にしました。日本はアメリカを追いかけています。

原因は糖質の過剰な摂取をやめられないこと=糖質依存です。

糖質依存の問題が大きいことは明らかですが、

一方で、現在の日本や世界での公式見解で、三大栄養素の摂取比率が、糖質50-60%、脂質25-35%、タンパク質10-20%と言われ、大きく矛盾しています。

時代的には、食料飢饉から食料過多への移行期にあり、その主役を担っているのは糖質です。

これが、糖質を悪者扱いすること=糖質依存という病態を認めることが、はばかれる理由です。

米や小麦などの糖質の大量生産が可能になり、やっと食糧不足の懸念がなくなりつつあるのが現状ですから。

五大栄養素、食物繊維の問題や、腸内細菌、アレルギーなどの様々な問題が指摘されています。

最優先は、糖質依存の治療だと私は考えてます。

治療は、優先順位を守らないと、効果が出ません。

ほとんどの人は、糖質依存からまず取り組むべきです。

他の依存症と同じで、糖質依存は最も否認しやすい、自分で自覚しにくい病態だと思います。

プロテインが摂れて、糖質制限が自然に出来て、劇的に良くなる人もいます。

サプリを取れていても、プロテインを飲んでいても、普通に糖質を摂っている人もいます。

これでは、健康レベルは上がりません。

糖質制限とタンパク質摂取の両方が必要です。

もう少し、理解のレベルを上げないと、良くならないと考えています。

健康のレベルを上げる提案をするのが、私の仕事ですが、

糖質依存の指摘が、最も無視されるアドバイスです。

糖質依存が、最も根が深い病態だと考えてます。

依存症独特の思考だと考えてます。聞きたくないことは耳に入らないように見えます。

糖質を食べさされている、太らされていることへの理解・気づきが必要です。

糖質依存が深い人ほど、理解・気づきには時間がかかります。

糖質依存の治療はこれです。

健康の被害の面から考えると、一般的な依存症の中でも上位に位置すると考えてます。

栄養治療のスタートは、二大栄養素(糖質とタンパク質)からです。