5-HTP+ナイアシンアミド

2019年10月9日

睡眠に関係するサプリはメラトニンをはじめとして沢山あります。

1.メラトニン系(メラトニン、トリプトファン、5-HTP)

2.GABA系(グルタミン、GABA)

3.その他のアミノ酸(グリシン)

4.ハーブ系(バレリアンルートエキス、パッションフラワーエキス、セントジョーンズワートなど)

医薬品のベンゾジアゼピン系薬剤は、GABA A受容体の、ベンゾジアゼピン系薬剤結合部位に作用して、GABA A受容体機能を増強することによって効果を発揮します。

バルビツール系薬剤やアルコールも、結合部位は不明ですが、同様にGABA A受容体機能の増強によって効果を発揮すると言われています。

一般的には、入眠作用は医薬品の方が強いですが、その分離脱はしにくいです。

睡眠持続力は、医薬品もサプリも同等と考えています。

以前にメラトニンを勧めましたが、輸入規制が少し面倒だったり、不眠とうつが合併することが多いので、5-HTP+ナイアシンアミドを摂る方法も勧めています。

セロトニン経路とキヌレイン経路の代謝からの考察。

1.トリプトファンは、キヌレイン経路の原料になる可能性がある。

2.セロトニンそのものは、脳血液関門の透過性に問題があり、脳内に直接入りにくい。

3.メラトニンは、睡眠作用は持っているが、抗鬱効果は期待しにくい。

4.睡眠に対する効果は、メラトニン>5-HTP>>トリプトファンの順番。

5.睡眠の持続時間は、トリプトファン>5-HTP>メラトニンの順番。(4の逆)

5.抗鬱効果は、5-HTP>トリプトファン。

不眠とうつが出るタイプの人は、セロトニン経路に問題がある可能性があります。

トリプトファンが、キヌレニン経路になだれ込んで、セロトニンやメラトニンが作ることが出来ない状態です。

1.ナイアシンアミドで、キヌレニン経路にネガティブフィードバックをかける。

2.5-HTPでセロトニン経路を強化する。

注意事項として。

1.ナイアシン、ナイアシンアミドは、フラッシュの問題があります。

フラッシュの起こしやすさは、ナイアシン>>ナイアシンアミド>ナイアシンエステル(ノンフラッシュナイアシン)の順番です。

ナイアシンは慣れた人向けで、一般向けにはナイアシンアミドと考えています。

2.ナイアシンアミドの使用量は、体調によっても変化しますが、キヌレニン経路にネガティブフィードバックをかけることが出来る量がその人の適量と考えてます。

500mg~3000mgの範囲で、自分の適量(最も体調が良くなる量)を探すことを勧めています。

3.セロトニン系のサプリの睡眠作用は、12時間以上効くこともあります。

4.5-HTPの適量は、50mg~200mgです。

不眠+うつが出たときだけ使用する方法もあります。