カリウムによるデトックス

腎疾患などで問題視される高カリウム血症ですが、デトックスや癌の食事療法では非常に重要です。

体内のミネラルを測定出来るオリゴスキャンで見ると、カリウムと逆相関の関係にある有害ミネラルは、

ビスマス>タリウム>アンチモン>バリウム>ベリリウム>トリウム>カドミウム です。

相関係数が、-0.73〜-0.51とかなり高い値になってます。

カドミウムは非常に問題となる有害ミネラルですが、カドミウムと拮抗関係にある必須ミネラルの中では、カリウムが最大の負の相関係数になってます。(カリウム>ナトリウム>リン>パナジウム>モリブデン>亜鉛)

カリウムを多く含む食品は、生野菜、果物、海草類です。

硫黄によるデトックスの記事を書きましたが、オリゴスキャンで見ると硫黄と相関関係にある必須、有害ミネラルはありません。

硫黄のチオール基を持つグルタチオン、メタロチオネインなどで解毒が行われたと考えていましたが、キープレヤーは硫黄ではなくカリウムと考えることが出来ます。

生野菜・果物を避けている人は、カドミウムなどの解毒が難しいという結論になります。