ベジタリアンで癌が減少

ベジタリアン・ヴィーガン食とがん発症との関連を検討した前向き研究の系統的レビュー・メタ解析では、7つの前向きコホート研究、17報が解析された。ベジタリアンでは非ベジタリアンと比較して、全がん発症リスクが13%低く(RR 0.87)、胃がん45%、大腸がん14%、結腸がん21%、膵がん23%、乳がん8%、閉経後乳がん19%、膀胱がん22%、悪性黒色腫21%、非ホジキンリンパ腫24%低いという関連が認められた。ヴィーガンでは全がん発症リスクが23%低く(RR 0.77)、乳がんも低い傾向を認めた一方、大腸がんでは明確なリスク低下を認めなかった。BMIがこれらの関連の一部を説明しており、観察研究を統合した解析であるため、菜食そのものによる因果関係が確定したわけではないが、植物性食品を中心とした食事とがん発症リスク低下との関連を支持する結果である。(2026、Aune)