レプチン、満腹ホルモン

2019年5月7日

レプチンは、全身の肥満細胞から分泌されるペプチドホルモンである。

食欲や肥満に関係するホルモンは、20種類以上あるが、インスリン、グルカゴンの次に重要である。

以下の2つの拮抗関係が特に重要である。

1.インスリン⇔グルカゴン

2.インスリン⇔レプチン

食事を食べると消化管に食物が流入する→この刺激に反応して、レプチンの分泌量が決められる。

満腹ホルモンのレプチンが分泌されると、視床下部を介して、食欲不振誘発オン(交感神経系)、食欲増進誘発オフ(迷走神経系)となる。

交感神経系は、筋肉活動、脂肪消失、消化管の消化・吸収↓。

迷走神経系は、食欲増進、脂肪獲得、消化管の消化、吸収↑、インスリン分泌。

個人個人のレプチン閾値(満腹だと脳が反応するレプチンの量)が、異なっている。

レプチン閾値が低いと、少ないレプチン量で満腹だと感じ、太りたくても太れない体質となる。

レプチン閾値が高いと、たくさんのレプチンがあっても満腹と感じないので、どんどん太る。

後者を、レプチン抵抗性(または感受性の低下)とも言い、慢性肥満の原因のひとつと考えられている。

人は、「体重を一定に保つ機能を持つ」(体重のセットポイントを維持)と言われているが、これはレプチンの作用によって「脂肪細胞を一定に保つ機構」である。

満腹ホルモンのレプチンは、食欲だけでなく、基礎代謝や筋肉活動、つまり、覚醒度、動悸(やる気)、活動性に関与する。

なかなか痩せられない人は、レプチン抵抗性があり、うつ的になっている可能性があります。

この治療は、間欠的ファスティングであると考えてます。

レプチンは、食べ物が小腸に入って7メートル進むと分泌されると言われています。

痩せにくい人は、レプチンが分泌しない時間を延ばす=プチ断食の時間を延ばす方法があります。