アルミニウム(Al)

ミネラルの検査での有害金属の最も頻度の高い問題は、アルミニウムです。

次が、水銀とカドミウムです。

原因としては、コーヒーやビールなどのアルミ缶、缶詰の食品、制汗剤、医薬品などです。

デトックスの方法は、別記事を参照して下さい。

デトックスしなければ、排泄できない有害金属と言われています。

アルミニウムは急性の毒性がないので、様々な食品や医薬品にも使用されています。

長期的な副作用として、アルミニウムが酸化ストレスとなり、ミトコンドリア機能が障害されることが報告されています。

https://www.researchgate.net/profile/Javier_Iglesias-Gonzalez/publication/289532827_Effects_of_Aluminium_on_Rat_Brain_Mitochondria_Bioenergetics_an_In_vitro_and_In_vivo_Study/links/5b7e64664585151fd1294176/Effects-of-Aluminium-on-Rat-Brain-Mitochondria-Bioenergetics-an-In-vitro-and-In-vivo-Study.pdf

http://citeseerx.ist.psu.edu/viewdoc/download?doi=10.1.1.896.530&rep=rep1&type=pdf

アルミニウムは鉄と拮抗関係にあると言われています。

中山晴美先生のデータでも因子関係が示されています。

TCA回路や電子伝達系では、鉄を補因子として要求します。

アルミニウムによるミトコンドリア機能の低下は、これが原因ではないかと考えてます。