ホモシステインと検査データ

ホモシステインは、動脈硬化や発達障害に関係するアミノ酸の中間代謝物です。

原則的に保険適応は出来ませんが、血液で測定することが可能です。

ホモシステインに関連する検査は、海外の遺伝子検査を含めて沢山ありますが、国内で実施できる一般的な検査も重要です。

1.ビタミンB12、葉酸

メチレーション回路で、ホモシステインの代謝に直接関係しています。

ビタミンB12、葉酸が欠乏すると、ホモシステインをメチオニンにリサイクルする回路が低下して、ホモシステインが高くなってきます。

2.MCV(平均赤血球容積)

ビタミンB12欠乏、葉酸欠乏で、巨赤芽球性貧血となりMCVとホモシステインが高くなってきます。

3.ペプシノゲン

ペプシノゲンの分泌と胃酸や内因子の分泌は相関するので、ペプシノゲンが低値になると内因子の分泌が減り、ビタミンB12欠乏症になって、ホモシステイン高値に繋がります。

4.ビタミンD(25-ヒドロキシビタミンD)

ビタミンDが、ホモシステインからシスタチオンに代謝される酵素のCBSに作用すると言われています。

ビタミンDが低下すると、ホモシステインが高くなって来ます。