自閉症の原因
前の記事のYouTubeや以前に論文を解説して、自閉症の原因について考察してきました。
自閉症が増えているという報告が数多く存在しており、いずれは生まれて来る子供の2人に1人は自閉症になるという予想もされています。
動画でも触れましたが、自閉症が増えている話は、ひとつには医学の介入によって、自閉症を含む発達障害の積極診断、薬物治療が世界的に始まったこと、もうひとつは実数が増えているのではないかと考えています。
自閉症の関連疾患である知的障害が増えているという記事を以前に書きました。
知的障害の増加は、日本だけで無く、台湾やアメリカでも同様の報告が出ています。
標準的な医学では、自閉症を含む発達障害は、生まれつきの特性であり、薬物療法と療育で対処するとされています。
言い換えれば、標準医学ではこれらの疾患は、遺伝的要因が強いこと、根本的な改善が困難であるとを暗に示しています。
遺伝疾患は、次世代でも同じ頻度になることはハーディ・ワインベルグの法則として知られています。
これらの疾患が遺伝疾患であれば、近年のような急激な増加はしません。
論理的に考えれば、増加した分は、環境要因が原因であるという結論になります。
この環境要因が、人体で最も繊細な脳の発達に影響を及ぼしていると考えています。
遺伝要因が原因であれば、対策は難しいですが、環境要因が原因であれば対処出来る可能性があります。
急速に増加しているのは、自閉症だけでなくほとんどの現代病も同じであり、これらの現代病の共通の特徴が、腸内フローラの多様性の低下です。
この腸内フローラの多様性の低下を改善するためには、野菜、タンパク質の摂取、運動を積極的に行って、ジャンクフードや加工食品などの現代食を制限するという内容が、前の動画の主旨でした。
この野菜、タンパク質、運動は、解毒のためにも非常に重要になってきます。
現代環境は、85000種類以上の化学物質に日々暴露されており、少なくても500以上の化学物質に人体は汚染されていると言われており、避けきることは不可脳です。
食事以外の環境要因としては、大気汚染、水質汚染、医学(帝王切開、抗生物質、ワクチンなど)、衛生的すぎる環境の影響などがあります。