布マスクのカビ毒に注意

布マスクを洗って使われている方が居られると思いますが、この梅雨時は要注意です。

マスクにカビが生えてくることがあります。

カビの生えたマスクを使っていると、カビ毒のマイコトキシンを吸い込むことになります。

梅雨時は、使い捨ての紙マスクをお勧めします。

■マイコトキシンの主な症状

アレルギー症状(鼻水、くしゃみ、鼻づまり、涙目、かゆみ、湿疹、乾燥肌)

喘息症状(咳、呼吸困難、喘鳴、胸痛)

慢性疲労、頭痛、抑鬱、集中困難、不眠、発がん性などです。

急性期のアレルギー症状、慢性期の中枢のセロトニン系を抑制するうつ症状、発がん性の3つに大別出来ます。

■マイコトキシンの検査

尿検査で調べることが出来ます。

■マイコトキシンの治療

マイコトキシン(カビ毒)のデトックス治療としては、以下が三本柱です。

1.マイコトキシン結合剤:ペクチン(MCP)、海藻由来のアルギン酸塩、活性炭、ベントナイトクレイ

2.一般的な解毒剤、抗酸化物質:グルタチオン、NACなど。

3.アナフラトキシンに特異的な解毒剤:クロレラ、乳酸などです。