環境エストロゲン
環境ホルモンや内分泌かく乱物質と呼ばれる化学物質は、ズバリ言うとエストロゲン作用を持つ化学物質のことで、環境エストロゲンとも呼ばれます。
これらはほとんど石油由来の化学物質であり、地球はこの環境エストロゲンの海と言っても良く、地球全体が女性化、癌化、老化、肥満化、低知能化して来ていることに関係しています。
これらは、プラスティック、農薬、除草剤、溶剤、接着剤、洗剤、化粧品、ガソリンとディーゼル燃料とそれらの排気ガス、PCBやダイオキシンなどの産業廃棄物も石油由来の化学物質です。
これらの環境エストロゲンは、極微量でも強いエストロゲン作用を発揮することが知られています。
これらの石油化学物質は、現代の生活に密着して使われていますので、完全に避けることは不可能ですが、出来るだけ暴露する機会を減らして行くことを勧めます。
1.プラスティック製品を出来るだけ避ける。
プラスティック製品には、フタル酸エステル、ビスフェノールAなどのリスクがあります。
食べ物をプラスティック容器に入れての、長時間保存には注意が必要です。
特に加熱した食べ物をプラスティック容器に入れないようにします。
食べ物や飲み物の保存容器を使うならガラス製またはステンレス製がより安全です。
2.缶製品も出来るだけ避ける。
ビスフェノールAが、缶の内側のコーティング剤として使われています。
3.飲み水に使う水道水に浄水器を付ける。
4.殺虫剤、除草剤、消毒剤、洗剤を出来るだけ使わない。
天然の洗剤などを出来るだけ使うようにします。
5.芳香剤、香水、ネイルを出来るだけ避ける。
安全なネイルエナメルは存在しません。
天然のアロマオイルなどを使うようにします。
6.繊維柔軟剤を出来るだけ使わないようにする。
7.新築の家やマンションには注意が必要です。
新しい住まいは有毒なガスや物質の宝庫です。特に乳幼児が居る場合は注意が必要です。