ドキシサイクリン

まとめ:抗菌剤のドキシサイクリンは、イベルメクチンやアジスロマイシンと同様に、広い抗菌作用に加えて抗ウイルス作用などを持ちます。新型コロナ感染症に有効であると共に、アンチエイジング効果も期待できます。

ドキシサイクリン(Doxycycline、商品名ビブラマイシン)は、テトラサイクリン系の抗菌剤であり、グラム陽性菌やグラム陰性菌、リケッチア、マイコプラズマ、クラミジア、マラリアなどへ、広い抗菌作用を示します。

ドキシサイクリンは、SARS-CoV-2 の侵入とウイルス侵入後の複製の両方で相互作用して、SARS-CoV-2 に対して高い in vitro 抗ウイルス有効活性を持つことが報告されています。(2020, Gendrot)

新型コロナウイルスの治療プロトコールであるDr Zelenko protocolで推奨されています。

イベルメクチンとドキシサイクリンの併用療法が、新型コロナ感染症のサイトカインストームに有効であることが報告されています。(2022, Shama)

ドキシサイクリンの抗ウイルス作用は、アミノアシル t-RNA の mRNA への結合をブロックして、成長中のペプチド鎖への新しいアミノ酸の付加を阻害し、翻訳プロセスの阻害につながります。用法については、作用持続時間が長いため、1日1回の服用が可能です。ドキシサイクリンはほとんどの組織へのアクセスが良好です。デング熱、エボラ、HIV、ジカ、およびインフルエンザウイルスに対する有効性があります。また、抗炎症作用、抗サイトカイン作用もあります。(2021, Ali)

ドキシサイクリンは、幅広い抗菌作用を持つテトラサイクリン系抗菌剤ですが、SASPのIL-6 血清レベルを低下させ 、アンチエイジング薬として作用します。(2015, Fredeking)

ドキソサイクリンは、線虫およびショウジョウバエの寿命を延ばします。また、マウスの腫瘍増殖と転移を抑制することから長寿薬として期待されています。(2017, Blagosklonny)