ケトン食ダイエットに、脂質は必須ではありません

2019年4月8日

ケトジェニックになるには、ココナッツオイルを摂りましょう。

ケトン食療法では、食事の60%は脂質にしないといけません。

などの記事をよく見ますが、脂質の摂取は必須ではありません。

糖質を摂取しない状態で、ある程度の時間が経過すれば、脂肪からケトン体が作られて、ケトジェニックになります。

飢餓状態になる自然のメカニズムです。

自分の脂肪を分解して、ケトン体を作ればよいのです。

ココナッツオイル、MCTオイル、バターなどの飽和脂肪酸を摂った方が、より早く、より高いレベルのケトジェニックに移行出来ると言われています。

癌の治療などで急いでケトジェニックに移行したい場合や、体脂肪が極端に少ない人は、外から脂肪を摂る方法が良いと思います。

最も大事なのは、糖質断食期間を2週間から6週間ぐらい作ることです。

これで、普通はケトジェニックで安定した状態になります。

簡単ではないですし、糖質依存から離脱していることが前提になります。

オイルなどを摂りすぎると脂肪肝の問題などが出てきます。

処理しきれない脂肪酸から、中性脂肪の蓄積が起こるからです。

ダイエットを考慮する場合は、外から余分な脂質を摂らない方がよいです。

必須脂肪酸の必要量摂取はもちろん大事ですが、それ以上は不要です。

昔からケトン食療法では、成長障害の問題が指摘されています。特に低年齢で。

https://onlinelibrary.wiley.com/doi/pdf/10.1111/j.1469-8749.2002.tb00769.x

https://onlinelibrary.wiley.com/doi/pdf/10.1111/j.1469-8749.2006.tb01269.x

http://citeseerx.ist.psu.edu/viewdoc/download?doi=10.1.1.603.3149&rep=rep1&type=pdf

これは脂質60%、ケトン比4:1などの定義のために、タンパク質の不足が起きたのが原因だと私は考えてます。

身体の構成成分は、タンパク質の合成が基本となって造られます。

必要な成分の絶対量を足し算して行かないと問題が起こってきます。

まずタンパク質の絶対量を確保してから、次に脂質の話になります。

栄養素のカロリー計算の概念や、三大栄養素の比率の概念よりも、必要栄養素の絶対量の足し算で考えて行くべきです。