乳製品とオリゴスキャン

乳製品を日常的に摂っておられる方のオリゴスキャンのデータでは、カルシウム>>マグネシウムになっていることが多いです。

米国の成人向け食品からの食事中のカルシウム対マグネシウム(Ca:Mg)摂取率が過去50年で急増していることが報告されています。低いマグネシウム摂取量と血中濃度は、2型糖尿病、メタボリックシンドローム、C反応性タンパク質の上昇、高血圧、アテローム性動脈硬化症、心臓突然死、骨粗鬆症、片頭痛、喘息、および結腸癌に関連しています。(2012年、Rosanoffら

カルシウムとマグネシウム摂取の黄金比は、かつては2:1と言われていましたが、現在は1:1が理想と言われています。体内石灰化の原因

カルシウム対マグネシウム(Ca:Mg)摂取比を急増させる食品は、主に乳製品です。

カルシウム対マグネシウム摂取比を改善するためには、乳製品を控えて、現代人が慢性的に不足しているマグネシウム摂取を勧めています。

マグネシウムの摂取は、エプソムソルトキレートマグネシム(ビスグリシン酸マグネシウム)を勧めています。

マグネシウムとカルシウムの両方が不足しているタイプの方もいらっしゃいます。

この方には、リバースレシオのカルシウムとマグネシウムの合剤を勧めています。