<症例>アルツハイマー病と体重減少

長年神経症で通院されていた方がアルツハイマー病を発症された72歳の男性です。過去14年間の体重の推移です。

身長160センチですが、長年高度肥満で2型糖尿病に近い状態で経過されていました。

アルツハイマー病の教科書通りの経過で、認知症状のはじまりに先行して体重減少が始まっています。

特にケトン食療法をされているわけではありませんが、自然にケトン体質に変化されています。

強いケトン体質に移行されても、認知症の進行は止まっていません。