統合失調症と診断された人の無投薬治療

前の記事の「栄養療法が通用しないドーパミン過剰症状」 の内容と矛盾しますが、過去に統合失調症と診断された方の無投薬治療もさせてもらっています。

他院で「統合失調症の診断で、薬を飲まないなら診れません」と断られた人達です。

このようなケースの方は、精神症状が激しくなったり、当院に対する攻撃性などが出てきて脱落されて行く方もおられますが、何名かは通院を継続されています。

私自身は、ガイドライン医療が100%正しいとは考えていませんし、自然科学に境界線はないと考えていますので、統合失調症=投薬とは考えていません。

ドーパミン過剰症には投薬が原則ですが、例外もあるということです。

基本的にいつも診断ではなく、症状にフォーカスして、改善する方法を考えています。

治療者側は基本的に脇役で、主役は来院される方です。