食物繊維と便秘

食物繊維と便秘に関しては論文は多くはありません。

2012年にYangらは、過去の質の高いRCT5件の論文を解析して、食物繊維の摂取が「排便の回数を改善する」ことを報告しました。

1992年に石井らは、成人女性9名に食物繊維を1日10gを5日間、20gを5日間、30gを5日間摂取してもらいました。

排便量は、食物繊維の摂取量に比例して増えました。(それぞれ337g、474g、994g)

便の硬さは、食物繊維の量に比例して柔らかくなった。

食物繊維を毎日30g食べるのは、「量が多すぎて苦痛である」と全員が訴えたと報告しています。