寄生虫ダイエット
伝説の歌姫マリヤ・カラスが、寄生虫ダイエットで半年で30キロ以上痩せた話が有名ですが、実際には諸説あって真偽の程は明らかではありません。
サナダムシを15年お腹の中に飼っていた藤田紘一郎先生は「1年で7~8キロ減量した」そうです。
日本産のサナダムシはゆっくりと時間をかけてダイエットするのに適していると言われています。
サナダムシの専門家の山根洋右先生は、日本産のサナダムシと西洋産のサナダムシを両方を飲んで実験したところ、西洋産では大変な下痢を起こしたそうです。
西洋産のものは広節裂頭条虫、日本産のものは日本海裂頭条虫で別の種類になります。
寄生虫は人種によって全く違った影響が出ますので、注意が必要です。
サナダムシは全身から養分を吸収するので、人は食べたものを横取りされて太らないと考察されています。
実際には、肥満解消のメカニズムはそんな単純なものではなくもっと複雑ですから、寄生虫が脳をコントロールして摂食行動を変化させてたり、脳内フローラを変化させて脂肪の燃焼を助けたりしているはずです。