中医学、漢方
起立性調節障害の中医治療

起立性調節障害という病名は、中医学にはありません。眩暈、心悸で見ていきます。 ■眩暈の気血虧虚では、四物湯+四君子湯+黄耆。 気血虧虚 眩暈(特に目眩)は動くと増悪、神疲懶言(らんげん)、気短(息切れ)、顔面白或萎黄、心 […]

続きを読む
ワクチン
<症例>新型コロナワクチン接種後に発症した関節リウマチの完治例

43歳、女性、関節リウマチ 新型コロナワクチン3回接種(2022年3月)。2024年1月より、両手指第二、第三関節痛、こわばりが出現。 2024年7月に当院を初診となる。大学病院の血液検査にて関節リウマチの診断を受けるが […]

続きを読む
中医学、漢方
エキス剤漢方が効きにくい理由〜その2

日本のエキス剤漢方は、最終容量が7.5g、6g、9gなど決まった量に固定されています。 一方で、それぞれの方剤には多種類の生薬が含まれますが、それぞれの生薬はその最適量が決まっています。 その結果として、生薬の種類の少な […]

続きを読む
ワクチン
韓国での大規模調査による新型コロナワクチンの発がんリスク

2021年から2023年までの8,407,849人のデータは、韓国国民健康保険データベースから取得されました。参加者は、COVID-19ワクチン接種状況に基づいて2つのグループに分類されました。全体的ながんのリスクは、多 […]

続きを読む
ワクチン
ワクチンの終生免疫と長短・寿命形質細胞

まとめ:LLPC(長寿命形質細胞、long-lived plasma cells)が高量・高質である→骨髄に定着した場合に終生免疫が得られます。 HPVおよびB型肝炎ワクチンでは、自然感染よりワクチンの方が強い免疫を誘導 […]

続きを読む
ワクチン
自然感染マーカーのN抗体について

SARS-CoV-2 SとN-タンパク質の両方に対するIgG抗体の血清陽性率は、指数後21日で約90%の陽性に達する直線的な傾向に従いました。Nタンパク質血清陽性率はより急激な速度で低下し、293日後に68・2% [95 […]

続きを読む
ワクチン
新型コロナワクチンとIgG4の論文のまとめ(2025)

小まとめ:非特異的IgG4は、がん患者のがんの悪性度および予後と相関します。 食道がんの患者コホートにおいて、がん組織中のIgG4含有Bリンパ球およびIgG4濃度が有意に増加し、がん患者の血清中のIgG4濃度が上昇してい […]

続きを読む
ワクチン
新型コロナワクチン後遺症患者において、CD16陽性単球中のS1スパイクタンパク質が最大245日間検出されました

以前の研究で既に、SARS-CoV-2スパイクタンパク質のS1サブユニットが、新型コロナ急性感染後数ヶ月から数年間、非古典的(CD14−CD16+)および中間型(CD14+CD16+)単球で検出されることが示されており、 […]

続きを読む
ワクチン
ウイルス感染後遺症で説明出来ないワクチン後遺症

(2025年2月12日の記事を加筆修正しました) ■HPV感染症とHPVワクチン後遺症は、局所感染と全身刺激の違いが原因。 HPV L1 タンパクに対する分子相同性が自己免疫を誘導するとすれば、HPV 感染者にも自己免疫 […]

続きを読む
中医学、漢方
クエンケ浮腫の中医治療

クエンケ浮腫(Quincke’s edema)は、血管性浮腫(angioedema)、血管神経性浮腫とも呼ばれますが、中医学では赤白遊風と呼びます。アレルギーなどにより血管内皮の透過性が上昇し、局所に血漿が漏出 → 浮腫 […]

続きを読む