2021年7月

栄養
BUNとクレアチニン

BUNはタンパク質を利用した後の残りカス、クレアチニンは筋肉中にあるクレアチンの燃えカスです。 どちらも再利用することが出来ないので、残りかすや燃えかすと表現されます。 血液中の残りかすや燃えかすなので身体から尿経由で排 […]

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栄養
タンパク質の代謝

1.摂取した食事由来のタンパク質は、100%吸収されるのでは無く、10%は吸収されずに便に排泄されます。 吸収されなかった10%のタンパク質は、腸内細菌の腐敗菌のエサになります。 2.アミノ酸プールと体タンパク質は、一対 […]

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その他
発熱のメカニズムと不明熱の対策

発熱は感染やストレス(寒さ、低気圧)などを契機として、体内の化学反応を促進させる目的で起こって来ます。 解熱の時は、この反応と反対の生理現象が起こってきます。 アラキドン酸カスケードで作られるプロスタグランディンE2を介 […]

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栄養
遅延型食物アレルギーの卵と豆

遅延型食物アレルギーは、リーキーガット症候群や自己免疫疾患や難病と深く関係しています。 有名なグルテンは、遺伝子組み換えされた特殊なタンパク質であり、このグルテンを完全に分解・吸収出来る人類は存在しません。ただ、その人の […]

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栄養
痩せすぎている人のための食事療法

まとめ:痩せすぎ(低体重)に対しては、①1日3回は、イモ類、果物、玄米、ソバなどの複合炭水化物を食べる。②遅延型食物アレルギーを調べて、グルテンフリーカゼインフリーなどを実施する。③高タンパク食(1.0~1.5g/kg/ […]

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栄養

癌の食事療法では、減塩が大きなポイントになっています。塩分を過剰に摂取すると発癌しやすいことが知られています。 食塩摂取量と胃がん死亡率との関係は相関関係にあり、日本や韓国が突出したデータになっています。 胃がんだけでな […]

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栄養
奥山治美先生の油の話

まとめ:安全性の高い油は、バター、ラード(豚脂)、ヘット(牛脂)、生クリーム(牛乳由来)です。これらは加熱出来ます。 積極的に摂りたい油は、魚油、しそ油、アマニ油、えごま油です。これらは加熱出来ません。 1.カノーラ油な […]

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栄養
ビタミンB3の重要性

ビタミンB3は、生体代謝でTCA回路をはじめとして多くの代謝反応の補酵素として働いています。このビタミンB3には、作用の強いナイアシン(ニコチン酸)と、作用の弱いナイアシンアミド(ニコチンアミド)があります。 1.抗酸化 […]

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栄養
追加食と制限食

食欲は腸内細菌がコントロールしているので、意思(意識)の力では食欲には勝てません。自分が栄養療法のどの位置に居るのか、つまり自分の腸内細菌(無意識)がどのような状態であるのか把握しておくことが大事です。 A:食べたい放題 […]

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栄養
気象病の治療

まとめ:気象病は冷え性と密接に関連しています。 治療はセロトニン経路を強化する方法と冷え性の治療などがあります。 気象病は雨が降る前になると体調を崩す病態ですが、低気圧が身体のストレスとなり、気分の低下や関節痛などの症状 […]

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