中医学、漢方
エキス剤漢方が効きにくい理由〜その2新着!!
日本のエキス剤漢方は、最終容量が7.5g、6g、9gなど決まった量に固定されています。 一方で、それぞれの方剤には多種類の生薬が含まれますが、それぞれの生薬はその最適量が決まっています。 その結果として、生薬の種類の少な […]
クエンケ浮腫の中医治療
クエンケ浮腫(Quincke’s edema)は、血管性浮腫(angioedema)、血管神経性浮腫とも呼ばれますが、中医学では赤白遊風と呼びます。 顔面、咽頭、陰部などに生じる限局性の浮腫で皮下に生じます。蕁麻疹に比べ […]
馬銭子による脱力・疼痛の治療
馬銭子は通絡止痛(脱力・疼痛の治療)に特効を持つ生薬です。大毒であり長期服用は出来ません。過量に服用すると、振顫(しんせん)、痙攣、意識障害、牙関緊急(口が開かないほど顎が強直・痙攣する状態)などの中毒症状を示します。こ […]
エキス剤漢方薬が効きにくい理由
まとめ:エキス剤漢方薬では中医学で使う生薬の理想量に比べるとほとんどが極端に少ない量になっています。最終的な1日量が7.5gなどと固定されているため、生薬の種類の多い方剤では、中身の生薬の量が極端に少なくなってます。逆に […]
除去散サポート、除去散ブースター
まとめ:除去散の作用を助ける、補強する散剤を開始しました。 ワクチン後遺症の患者さんに、木田正博医師が開発した除去散が多数の医療機関で現在使われています。 除去散は、体内の異物を排除する目的で使われますが、重症の方や、身 […]
小柴胡湯問題の原因はエキス剤の黄芩または添加薬剤
まとめ:日本だけに起こったエキス剤小柴胡湯による副作用問題はエキス剤に含まれる黄芩または添加薬剤が原因を考えられます。エキス剤のメーカーは特定できません。 エキス剤小柴胡湯は、製造会社に関わらずアレルギー反応を起こして肺 […]
いぼ痔・切れ痔の中医治療
いぼ痔は、中医学では内痔と呼ばれます。 風傷腸絡 風邪が腸を傷つけ出血、鮮血、肛門そう痒感 舌紅、苔白薄或薄黄、脈浮数 祛風潤燥、清熱涼血、涼血地黄湯、槐花散加減 当帰、生地、赤芍、黄連、枳殼、黄芩、槐角(かいかく、止血 […]
全身の痛み・凝り(身痛)の中医治療
全身の痛み・凝りは、身痛と言って、四肢関節に限局する痺証とは区別します。 風寒束表と湿著肌表は、邪が肌表に侵入して、腠理の開閉が失調して無汗となり身痛が出るので、辛温解表薬で発汗させます。 風寒束表、急性 腠理の開閉が失 […]