中医学、漢方
インポテンツの中医治療
2025年3月3日
インポテンツ(勃起不全)は、中国語では陽痿と呼ばれます。 命門火衰 精気虚損、頭痛、耳鳴、顔色悪い、精神萎縮、冷え性 舌淡苔白、脈沈細 賛育丹 熟地、白朮、当帰、枸杞子、杜仲、仙茅、巴戟天、山茱萸、淫羊藿、肉蓯蓉、韭子( […]
顎骨骨髄炎の中医治療
2025年3月1日
顎骨骨髄炎は、中医学では骨槽風と呼ばれます。歯槽骨の腐敗や骨壊死を特徴とする歯槽骨の病です。 邪熱織盛(風火) 潰瘍面が難治、頬部発赤・腫脹悪寒高熱、頭痛、口臭、便秘 舌紅苔黄または黄膩、脈弦数 清陽散火湯加僵蚕 荊芥、 […]
『黄帝内経』十二官図
2025年2月26日
『黄帝内経』では、臓腑(ぞうふ)を国家の役職や社会的な役割にたとえて、それぞれの臓腑の機能や重要性を説明します。 心 君主の官 国家の「君主(王)」 五臓六腑の大主 生命活動の中心 肝 将軍の官 軍の総司令官 疏泄(全身 […]
辛温解表・散寒・補陽剤の解析
2025年2月21日
辛涼解表薬は寒邪に、補陽薬は陽虚に、散寒薬は両方に使います。 ■辛温解表 風寒、寒邪 腎陽虚 帰経 麻黄 ◯ 肺、膀胱 白芷 ◯ 胃、大腸、肺 荊芥 ◯ 肺、肝 防風 ◯ 膀胱、肝、脾 細辛 ◯ 肺、腎 蘇葉 ◯ 肺、脾 […]
ステロイド離脱と中医学
2025年2月7日
ステロイド投与期は陰虚陽亢で滋陰・泄熱薬、減量期は気陰両虚で補気・滋陰・補陽薬、中止期は陰陽両虚で補陽・補気薬を使います。 ステロイドを服用中 医原性の副腎皮質亢進症 陽証、熱証 陰虚陽亢、虚火上炎(熱哮) 粘い黄痰、煩 […]
ネフローゼ症候群と中医学
2025年2月6日
ネフローゼ症候群は、腎臓の糸球体のフィルター機能が損なわれるために、蛋白尿、低たんぱく血症、浮腫、高脂血症となります。 ネフローゼ症候群の病名は臨床診断なので、その原因疾患としては様々な疾患が存在します。 原因疾患は様々 […]