2024年11月

中医学、漢方
中医の利咽薬の使い分け

軽症の扁桃炎では、荊芥、牛蒡子、金銀花、連翹、桔梗、玄参、生甘草を使います。 咽頭痛は、肺陰虚が併発していることが多いので、肺陰を滋陰する浜防風、天門冬、麦門冬、百合を合わせて使います。肺陰虚の原因として腎陰虚があること […]

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ワクチン
血清スパイクタンパク質は長期に渡って存在するが、後遺症との相関は認められない

まとめ:この研究では、新型コロナスパイクタンパク質と後遺症との相関関係は認められませんでした。免疫吸着療法で、一部の患者のスパイクタンパク質が除去されることから、自己抗体およびHLAとの関係を考えます。(後遺症と抗体価か […]

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中医学、漢方
脾胃の病機と治法

胃 脾 生理作用 ①受納、②腐熟、③降濁 ①運化(消化・吸収)、②統血(血管内に血液を保持→出血)、③昇清 機能が失調 実証、熱証 虚証、寒証 陰陽 陽 陰 乾燥・湿潤 湿潤を好んで乾燥を嫌う 乾燥を好んで湿潤を嫌う 腐 […]

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ワクチン
セレプターゼ

まとめ:後遺症の治療薬として期待されているセレプターゼは、ナットキナーゼと同じ理由でスパイクタンパク質の分解が可能かは疑問が残ります。 セレプターゼ(serraptase)は、ダーゼンとして40年以上医薬品として使われて […]

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中医学、漢方
しゃっくりの中医治療

しゃっくりは、中医学では吃逆(きつぎゃく)などと呼ばれます。吃逆、嘔気、嘔吐は、いずれも胃気上逆の症状です。 胃寒 胃の不快感、温めると楽、冷えると悪化、口渇なし 舌苔白潤、脈遅緩 丁香散 胃火 口臭、強い口渇、尿が濃く […]

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中医学、漢方
黄疸の中医治療

黄疸とは、皮膚や目の白い部分が黄色くなる症状です。 血液中のビリルビン(黄色の色素)が過剰になり、皮膚や粘膜に沈着した状態です。 血中の総ビリルビン値が2.0mg/dlを超えて、眼球の黄染が出てきます。 ※鑑別として萎黄 […]

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中医学、漢方
化膿性汗腺炎の中医治療

化膿性汗腺炎は、中医学では腋癰(hidradenitis suppurativa)と呼ばれます。 アポクリン腺が多く分布する腋窩や会陰部に発生する黄色ブドウ球菌による感染症です。圧痛のあるエンドウ豆状の赤い皮下硬結にはじ […]

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ワクチン
二酸化塩素

まとめ:後遺症治療で話題に上がっている二酸化塩素ですが、抗酸化ではなく酸化作用が主な作用であることから、後遺症治療の有効性には疑問が残ります。 カビハイター、カビキラー、キッチン泡ハイターなどの商品は、「次亜塩素酸ナトリ […]

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中医学、漢方
ある政党の情報

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中医学、漢方
月経過少の中医治療

月経過少は、中医学では経少と呼ばれます。 腎虚 初潮が遅い、耳鳴り、めまい、腰膝酸軟 舌質淡、舌苔薄い白、脈沈弱 帰腎丸 血虚 小腹隠痛、めまい、かすみ目、動悸、顔色萎黄 舌質淡紅、舌苔薄、脈細 滋血湯 血瘀 小腹脹痛、 […]

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