中医学、漢方

がん
肺がんの中医治療

肺脾気虚 短気、自汗、咳嗽、痰が薄い、納呆、便溏 舌苔白膩、脈沈緩か漏 六君子湯加減 肺腎陰虚 乾咳、無痰、吐血、気短、心煩口渇、潮熱、盗汗 舌質は紅乾、舌苔薄、または光剥、脈細数 六味地黄湯、生脈散、百合固金湯 気陰両 […]

続きを読む
中医学、漢方
薬対:荊芥・防風と麻黄・桂枝

荊芥 辛・温 肺・肝 祛風解表、宣毒透疹、散瘀止血、祛風止血 風邪がない場合や、表虚有汗には使用しない 防風 辛・甘・微温 膀胱・肝・脾 散風解表、勝湿止痙、祛風止痙 風邪がない場合や、陰虚火旺には禁忌 荊芥と防風は、外 […]

続きを読む
中医学、漢方
薬対:金銀花と連翹

金銀花 甘・寒 肺・胃・心 清熱解毒、涼血止痢、疏散風熱 連翹 苦・微寒 心・小腸 清熱解毒、清心瀉火、消瘍散結、清熱利小便 寒証には用いない 両者を組み合わせると、上焦に作用して、清熱解毒、清熱涼血、消腫散結の効果を強 […]

続きを読む
中医学、漢方
乳幼児、子供への漢方薬の飲ませ方

漢方薬の量は、60キロの大人を漢方薬一包として、体重計算で半量、1/4量などと減量します。 ■直接、漢方薬を飲む方法 2歳までの乳児であれば、少量の水で練った漢方薬を保護者の指先につけて、子供の上顎や頬粘膜になすりつけま […]

続きを読む
中医学、漢方
常備薬としての銀翹散

銀翹散は、日本でよく見られる発熱を主症状とする感冒に中医学で使われる方剤です。日本のエキス剤漢方薬は、傷寒論に由来する悪寒を主症状とする方剤が多く採用されていますが、銀翹散は採用されていませんが、アマゾンなどで購入可能で […]

続きを読む
中医学、漢方
酒渣の中医治療

酒渣(rosecea)は、中医学では鼻赤と呼ばれます。 エキス剤、市販薬 肺胃積熱 紅班型。鼻を中心とした紅班。口渇、便秘。 枇杷清肺飲加減 清上防風湯(ツムラ)+五味消毒飲(市販) 血熱壅積 丘疹膿疱型。紅班の上に丘疹 […]

続きを読む
中医学、漢方
薬対:独活と羌活

独活は下焦および筋骨の風湿を取り除き、羌活は上焦および肌表の風寒を取り除きます。両薬を配合すると、薬力は上下表裏に働き、疏風散寒、除湿通痺、活絡止痛を発揮します。 独活 辛・苦・微温 肝・腎・膀胱 祛風勝湿 気血不足だけ […]

続きを読む
中医学、漢方
透疹

中医学では、発疹は身体が外邪を外に排泄する動きと考えて、透疹と呼びます。 麻黄 辛温解表 辛・微苦・温 肺・膀胱 発汗解表、宣肺平喘・止咳、利水消腫 荊芥 辛温解表 辛・温 肺・肝 祛風解表、宣毒透疹、散瘀止血、祛風止血 […]

続きを読む
中医学、漢方
薬対:杏仁・桔梗・麻黄・石膏

杏仁 苦・辛・温・小毒 肺・大腸 止咳平喘、潤腸通便 陰虚咳嗽、下痢には使わない 桔梗 苦・辛・平 肺 宣肺祛痰、排膿消腫 陰虚咳嗽、喀血には使わない 麻黄 苦・微辛・温 肺・膀胱 発汗解表、宣肺平喘・止咳、利水消腫 過 […]

続きを読む
中医学、漢方
傷寒と温病

中医学での感冒は7日以内に軽快するものですが、感冒より勢いの強い感染症(外感病)であり症状が進行して変化するもの(伝変)で、寒邪(悪寒が主訴)によるものを傷寒、温熱の邪(発熱、暑がる、口渇が主訴)によるものを温病と呼びま […]

続きを読む