中医学、漢方

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胸脇脹痛に使う生薬

茵陳蒿 苦・微寒 脾・胃・肝・胆 清熱除湿・退黄 黄疸の要薬、肝胆湿熱の脇痛 香附子 辛・微苦・微甘・平 肝・三焦 理気解鬱 青皮 苦・辛・温 肝・胆・脾・胃 疏肝破気 川楝子 苦・寒・小毒 肝・胃・小腸・膀胱 疏泄肝熱 […]

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陽虚に対する薬膳茶

(いずれも原則的には煎じ薬と同じ方法で煎じます) 1)杜仲淫羊藿茶 杜仲10g,淫羊藿6g,当帰5g、黒砂糖適量、水500cc 2)杜仲茶 杜仲10g、生姜3g、紅茶適量、蜂蜜適量、水500cc 3)白朮菟茶 白朮6g、 […]

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過食の中医治療

善食易飢(ぜんしょくえっき)、消穀善飢(しょうこくぜんき)は、食べても飢餓感があることです。 胃火 燥熱の邪を感受、或肝気犯胃で胃熱が盛んになり胃陰が消耗、食べても飢餓感、口渇、痩せる 舌紅、苔黄乾燥、脈滑有力 清熱滋陰 […]

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腸鳴の中医治療

腸鳴は腹鳴とも呼ばれ、大腸の動きに伴って発する音で、グル音とも呼ばれます。泄瀉の病証には常に腸鳴を伴います。 脾胃陽虚 脾胃の陽気が損傷して、大腸の伝導機能が失調 脾胃気虚 脾胃の気が損傷して、脾の運化が低下 中焦寒湿 […]

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エキス剤漢方薬のグラム数の意味

クラシエ六君子湯の添付文書から、以下の記載があります。 原生薬換算量とは、その成分量を得るために必要な原生薬の重量(乾燥重量)のことです。エキス製剤を作るために使う「元の生薬の合計量」のことで、この場合は、原生薬換算量  […]

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鬱証の中医治療と病因病機

肝気鬱結 肝は疏泄を主り、性は条達、肝経は脇肋(脇腹(胸郭の側面)から下腹部にかけての肋骨の下側領域、第8〜11肋骨あたりの外側・下側の部分)から横隔膜を貫いて足へ。肝経の気機が不暢で、鬱、不安、脇肋脹痛、鼠痛無定所。脾 […]

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各国の中医学スタイル比較

🌏 各国の中医学スタイル比較(臨床・製剤面) 国・地域 主な使用形態 特徴 中国🇨🇳 刻み生薬を煎じる(煎剤) - 中医師による処方が中心- 近年はエキス顆粒剤やカプセルも […]

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感冒(風寒・風熱)の中医治療のコツ・理解

風寒(無汗、咽頭痛なし)は、羗活・独活・炙甘草・防風・川芎が基本。 風熱(有汗、咽頭痛あり)は、牛蒡子・薄荷・生甘草・金銀花・連翹・桔梗が基本。 症状が一週間を超えて伝変して内傷(咳嗽、膿耳、鼻淵、喉痺、哮喘)が出れば、 […]

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脇痛の中医治療

中医学での胸脇(きょうきょう)の痛みを脇痛(きょうつう)と呼んで、ひとつの弁病として扱います。 肝気鬱結 鼠痛無定所、情志の変動で増減、納少、嗳気 舌苔薄、脈弦 疏肝理気、柴胡疏肝散 柴胡、香附子、枳殼、川芎、芍薬、甘草 […]

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骨折に使う生薬・方剤

接骨木 甘・苦・平 肝、腎 祛風利湿、舒筋活路、活血止痛 骨折に乳香、自然銅、当帰と使用 自然銅 辛・平 肝 散瘀止痛、接骨続筋 乳香 辛・苦・温 心、肝、脾 活血止痛、伸筋活路 没薬 苦・辛・平 肝 散瘀止痛 䗪虫 鹹 […]

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