2024年10月

中医学、漢方
肝風内動の方剤の解析

肝風内動では、肝腎陰虚から肝陽上亢を経て、動揺症状(ふるえ、ふらつき)、めまい、痙攣となります。 降気の牛膝、牡蠣、竜骨、代謝石と、滋陰の玄参、天門冬、麦門冬、阿膠、亀板と、平肝の天麻、釣藤鈎、石決明を使います。 牛膝 […]

続きを読む
中医学、漢方
肝気鬱結の方剤の解析

肝気鬱結では、鬱から肝気の昇発が阻滞されて、脹って痛む(経絡が阻滞されて胸脇苦満、脾胃が阻滞されて腹部が脹痛、女性では月経不順・月経での腹痛)が出ます。 肝気鬱結には、理気舒肝の柴胡、香附子、枳実、養血柔肝の白芍、当帰、 […]

続きを読む
その他
タバコは有害なのか?

まとめ:タバコの害が報告されていますが、喫煙者の減少に相反して、タバコ関連疾患が増加しています。ホルミシス効果が関係していると考えられています。

続きを読む
その他
タバコの一般的なリスク

タバコにはメリットもありますが、以下のリスクが疫学的に報告されています。 ■タバコの癌の関係 日本での約9万人を対象としたアンケートを解析すると、たばこを吸う人のがん全体の発生率は吸わない人と比べて男性1.6倍、女性1. […]

続きを読む
中医学、漢方
心腎不交の方剤

心腎不交は、心と腎の交流の失調で、心腎陰虚と心腎陽虚がありますが、心腎陰虚が主です。 心腎陰虚は、過労や不摂生から腎陰虚→心陰虚となり、相対的に腎陽・心陽ともに過剰→腎と心の虚火が生じる。主な症状は、心煩、不眠、多夢、動 […]

続きを読む
中医学、漢方
胃気上逆・胃気不降・衝気上逆の中医治療

気逆とは、「気の上昇>>下降」となることで、①肝気上逆(易怒、頭痛)と肝気横逆(胃腸症状)、②肺気上逆(咳嗽・喘息・呼吸困難)、③胃気不降→胃気上逆(噯気(げっぷ)、呃逆(あくぎゃく)、嘔気、嘔吐、納少、胃部脹満、胃脘疼 […]

続きを読む
がん
がんとタンパク質摂取

高タンパク食は、進行性消化器癌の外来高齢者の全生存率の向上させます。(2021, Pimentel) 乳がんと診断された6348人を対象とした調査で、タンパク質の摂取量が多いと乳がんの生存率が向上することが示されています […]

続きを読む