2024年1月27日
六腑は、ひとつながりで繋がっており、水穀を精微(清)と糟粕(濁)に分別(必別清濁)する。 三焦は名前はあっても形はない(有名而無形)と言われるが、「気と津液の通行させるルート」である。 つまり、解剖学的な実態を持たず、機 […]
2024年1月25日
良導絡と漢方処方薬(小田)から引経薬についての引用です。 桔梗:上行の引経薬 牛膝:下行の引経薬としてよく用いる。下肢の関節痛、しびれ、熱感、腫脹に使います。
2024年1月17日
肝胃陰虚 隠々と腹痛、大便秘結、嘔吐、口乾口苦、涼を喜び熱を嫌う 芍薬甘草湯 合 清腸飲 肝腎陽虚 腹痛喜按、肢冷、便溏、気短乏力、五更泄 附子理中湯、四神丸加減 肝脾両虚 顔色白、気短乏力、脱肛、頭暈、動悸 八珍湯、十 […]
2024年1月16日
■要点 癌証は、正虚(正気虚弱)の基礎の上に、外部の感受、痰、湿、気、瘀、熱などが積結して発病するので、局部の症状が実であっても、生体は虚である。 正気とは、邪気に対して用いられる言葉で、病邪に対して生体が防衛する機能の […]
2024年1月14日
栝楼根(根) 甘・微苦・酸・微寒 肺・胃 養胃生津・止渇、清肺潤燥、消腫排膿 栝楼仁(種) 甘・寒 肺・胃・大腸 清熱化痰、消腫散結、通便 栝楼実(実)
2024年1月14日
肝胃陰虚 胃脘脹痛、嘔吐、臭い暖気、口乾口苦、冷を喜び熱を嫌う、飲水が多い、大便乾結 一貫煎 合 益胃湯 脾胃虚寒 胃脘隠痛、喜按喜暖、朝食を夕に嘔吐、夕食を朝に嘔吐、四肢が冷たい 香砂ニ陳湯 合 三子養親湯 気陰両虚 […]
2024年1月10日
木田正博先生の関節リウマチの治療(1)〜(3)をまとめました。(2005, 木田) 大前提として、虚実の内容と寒熱を見分ける弁証と、適切な養生指導が必要です。 一般的にRAは、素体に気血不足、肝腎不足があり、患部では痛み […]
2024年1月10日
耳鳴り、難聴は、中医学では耳鳴(じめい)、耳聾(じろう)と言います。 耳鳴と耳聾は密接に関係しており、いずれも腎が関わっています。 暴聾と久聾を区別する。暴聾は外感や痰熱が原因となり突然起こります。久聾は腎虚が原因でゆっ […]
2024年1月10日
にきびは、医学用語では尋常性痤瘡(粉刺、肺風粉刺、acne vulgaris)と言います。顔面や胸背部の毛のうに一致して生じます。 毛穴に皮脂や角質が詰まっている状態を面皰(めんぽう) と言い、これがニキビの始 […]
2024年1月7日
汗証では、汗の出方によって分類します。自汗は、自動的に時々汗が出て、動くと更に甚だしくなります。盗汗は、睡眠中に汗が出て目覚めると止まります。脱汗は、流れるように汗が出る、または油のように汗が出て、四肢が冷え、呼吸が微で […]