中医学、漢方
ナルコレプシー(多眠)の中医治療
ワクチン後遺症でナルコレプシー(多眠)が起こることが知られています。(ナルコレプシーと新型コロナワクチン) 陽気の衰微 陽気痺阻(実証) 湿邪困脾 頭に物が覆いかぶさる様、体が怠い、胸脘痞悶、納呆、嘔気 太無神朮散 +熱 […]
ワクチン後遺症による歩行障害、脱力の中医治療(まとめ)
風痰上擾 湿熱侵淫 瘀阻脈絡 瘀阻脈絡 星蔞(ろう)承気湯 加味二妙散 聖癒湯加味 大黄䗪虫丸 清熱燥湿 黄柏 清熱燥湿 黄芩 清熱涼血 赤芍 祛風湿、燥湿 蒼朮 清熱涼血 乾地黄 祛風湿 秦艽、牛膝、萆薢、防已 祛風湿 […]
うつと不安の強力な方剤
木田正博先生の虚労による心身症状と肝・胆・心の弁証(前編、後編)で3つの強力な方剤(平補鎮心丹、益気補肝湯、天王補心丹)を解説されています。保険診療でほとんどの生薬が処方可能です。 陰虚は以下の症状です。 生薬の内容は以 […]
貧血に使うエキス剤の生薬分析
補血作用の強いエキス剤が貧血の治療に用いられます。 四物湯が血虚の基本方剤です。 当帰芍薬散と十全大補湯と人参養栄湯も、補血作用が強い生薬の構成になっています。 当帰芍薬散は血虚+水毒の方剤で、冷えのぼせに加えて、水毒の […]
頭痛・肩こりに使うエキス剤の生薬分析
柴胡桂枝湯は、発熱に伴う頭痛に使います。 釣藤散は、のぼせや高血圧のある頭痛に使います。釣藤散に含まれる石膏は寒証には使えません。石膏はカルシウムを含むので注意が必要です。 抑肝散は、強いイライラを伴う頭痛に使います。 […]
かゆみに使うエキス剤の生薬分析
寒冷じんましんには、十味敗毒湯を使います。 血虚による肌の乾燥によるかゆみには、当帰飲子を使います。アトピー、老人性掻痒に使います。 軽度の熱を伴う乾燥したかゆみには消風散が使われます。 強い熱を伴う湿疹には、清熱燥湿作 […]
かぜ症候群に使うエキス剤の生薬分析
■急性期の治療 発熱が主症状の風熱による熱証には柴胡清肝湯、荊芥連翹湯、銀翹散、悪寒が主症状の風寒による寒証には十味敗毒湯、葛根湯、、荊防敗毒散、寒証と熱証の中間には香蘇散を使います。高齢者や虚弱者のかぜ証拠群の初期に桂 […]
扁桃炎、咽頭痛に使うエキス剤の生薬分析
葛根湯は、風邪の初期の炎症症状に使います。悪寒はあるが発熱は少ない状態に使います。 扁桃炎そのものには、排膿消腫作用のある桔梗を含む方剤が使われます。葛根湯には桔梗は含まれまていません。 急性期は小柴胡湯加桔梗石膏、慢性 […]