中医学、漢方

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排尿後の尿もれの中医治療

排尿後の尿もれのことを中医学では、余瀝(よれき)と呼びます。 腎気不固 頻尿、尿量多い、冷え症、元気がない、高齢者 八味丸合桑螵蛸散 中気下陥(げかん、脾気下陥) 元気がない、疲労感、納少、便溏 補中益気湯加減 膀胱湿熱 […]

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尿失禁の中医治療

いずれの弁証でも、膀胱の気化(膀胱の排尿機能)が失調して尿失禁が起こります。 腎陽虚 頻繁な尿失禁、顔面蒼白、倦怠無力、腰膝酸軟、冷え症 鞏(きょう)堤丸 肺脾気虚 頻繁な尿失禁、咳嗽、呼吸困難、疲労倦怠、納少、便溏 補 […]

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中医の消腫薬の使い分け

辛涼解表 牛蒡子 寒 皮膚化膿症 清熱明目 夏枯草 寒 リンパ節結核、甲状腺腫、乳腺腫、耳下腺腫 清熱解毒 □敗醤草 微寒 皮膚化膿症、肺化膿症、虫垂炎(消腫+解毒) □蒲公英 寒 皮膚化膿症、肺化膿症、利水、平肝明目 […]

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中医の止痛薬の使い分け

疼痛は、気滞は脹痛、血瘀は刺痛・固定痛・夜間痛、湿は重痛、虚証は隠痛(シクシク痛む)・空痛(くうつう、空虚な感覚を伴う痛み)。 実証の痛み 拒按 持続的な痛み 食べると痛みが増悪 虚証の痛み(隠痛) 喜按、手で抑えると楽 […]

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中医の鎮驚薬の使い分け

化痰 帰経 竹筎 肺、胃、胆 胆虚の易驚、不安、鬱 青蒙石 肺、肝 痰積による癲(てん)狂、平肝(沈降下降下泄させる) 天竺黄 心、肝 小児の痰熱の意識障害、心経に作用 安神 茯苓 心、脾、胃、肺、腎 寧心安神、鎮驚 茯 […]

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心痛と真心痛の中医治療

中医学 驚悸(心悸) 怔忡(心悸) 心痛(胸痺) 真心痛 西洋医学 動悸、頻脈、神経症 一日中動悸がある 狭心症 心筋梗塞 ■中医学の心痛(胸痺)は、主に西洋医学の狭心症のことを指します。 実証 寒凝心脈 冷え症、寒い日 […]

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動悸の中医治療

動悸は中医学では、軽症のものを驚悸、重症のものを怔忡(せいちゅう)と言います。 西洋医学では、頻脈、不整脈、心筋炎、心膜炎、心不全、神経症に当たります。 心痛(胸痺)は、心臓が実際の損傷されて起こる病証で、胸痺が進行した […]

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こむら返りの中医治療

こむら返りは、中医学では四肢拘急(こうきゅう)と呼びます。 外感 風寒 風寒の邪が経脈に侵入し、経脈が寒性によって収引(気血の循環が悪くなり)されて起こる 無汗なら葛根湯 自汗なら栝楼桂枝湯 寒湿 寒湿の邪が筋膜を障害し […]

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夜泣き、夜驚症の中医治療

乳児の夜泣きは、中医学では夜啼(やてい)と呼ばれます。夜啼には夜驚症も含まれます。 脾寒 妊婦が虚寒体質、生ものを好食、不適切な養育で、乳児の腹部に寒が生じる。夜間に寒痛のため泣く。 心熱 妊婦がイライラが強い、香辛料を […]

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中医の安神薬の使い分け

茯苓 利水滲湿 寧心安神、鎮驚 茯神 利水滲湿 寧心安神、鎮驚 大棗 補気 養営安神 竜眼肉 養血 養心安神 百合 滋陰 清心安神 竜骨 重鎮安神 平肝(肝陽上亢) 牡蠣 重鎮安神 鎮驚、散結 琥珀 重鎮安神 行血散瘀 […]

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