栄養

中医学、漢方
常備薬としての銀翹散

銀翹散は、日本でよく見られる発熱を主症状とする感冒に中医学で使われる方剤です。日本のエキス剤漢方薬は、傷寒論に由来する悪寒を主症状とする方剤が多く採用されていますが、銀翹散は採用されていませんが、アマゾンなどで購入可能で […]

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栄養
オーツ麦は安全か危険か?

まとめ:オーツ麦は小麦類の中で最も安全ですが、少量のグルテン、フルクタンを含んでいます。 オーツ麦、大麦、小麦、ライ麦の順にフルクタン含有量が増加します。(2021, Abdi) グルテンフリーの食事にオーツ麦を加えると […]

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栄養
市販の甘いジュースは要注意

まとめ:市販の甘いジュースに含まれるブドウ糖(および果糖)は、舌下から直接吸収されて血糖値スパイクを作るリスクがあります。 発展途上国の子供たちに対して、砂糖の経口投与、舌下投与、静脈投与後の血糖値を比較しました。バイオ […]

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栄養
オリゴスキャンと血液検査

オリゴスキャンと血液検査のデータの相関関係を調べました。(n=50) 1.フェリチンとMCVと鉄(オリゴスキャン):相関あり 2.血清亜鉛と亜鉛(オリゴスキャン):相関なし 3.血清亜鉛とALP:相関なし 4.ALPと亜 […]

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中医学、漢方
血管性浮腫

血管性浮腫(Quincke's edema)は、クインケ浮腫、血管神経性浮腫とも呼ばれ、中医学では赤白遊風と言います。 眼瞼、口唇などの好発する蕁麻疹で、消失に2〜3日要します。 脾肺気虚、風寒相摶証(そうはく) 脾肺の […]

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栄養
骨粗鬆症の検査

まとめ:骨粗鬆症の検査は、これまでは骨密度だけが重視されていました。現在は、骨の強さは「骨密度+骨質」とされています。骨質を改善するためには、高タンパク食などの食事(世界の骨粗鬆症の有病率と肉の消費量)やビタミンDなど( […]

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栄養
食欲と3大栄養素

まとめ:糖質は一時的に食欲を抑えますが、リバウンドで間食したくなります。タンパク質は3時間後の食欲を抑制して間食を防ぎます。現代的な精製糖質中心の食事は間食しやすくなります。一方、高タンパク食は食欲を抑制します。 高タン […]

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栄養
Rainbowクッキング

好酸球が増多する疾患は、その原因として食物や薬剤などに対するアレルギー、寄生虫、自己免疫疾患、悪性腫瘍などが関与しています。 Rainbowクッキングとは、好酸球増多症の中の好酸球増多性胃腸疾患の治療のために日本で提唱さ […]

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栄養
世界の骨粗鬆症の有病率と肉の消費量

まとめ:高齢者の腰が曲がる症状は、主食文化のある東南アジア特有の現象です。主食文化=低タンパク食も骨粗鬆症の原因となります。 世界主要8カ国の骨粗鬆症の有病率(2021, Salari)と、肉の消費量(国連食糧農業機関 […]

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がん
ヨウ素、癌、甲状腺

◆まとめ:甲状腺機能亢進症も甲状腺機能低下症も、一部のがんリスクの増加と関連しています。 レヴューにて、甲状腺機能亢進症は、甲状腺がん、乳がん、前立腺がんのリスク増加と関連しており、甲状腺機能低下症は、唯一甲状腺がんのリ […]

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