中医学、漢方

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放射線治療の副作用の中医治療

■放射線皮膚炎 清営湯:犀角、生地黄、玄参、麦門冬、丹参、金銀花、連翹、黄連、竹葉 五味消毒飲:金銀花、野菊花、蒲公英、紫花地丁、紫背天葵(しはいてんき、清熱解毒) ■放射線食道炎 胃熱熾盛(しじょう) 食道の痞(つか) […]

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潰瘍性大腸炎の中医治療

潰瘍性大腸炎は、中医学では泄瀉、腸瘍にあたります。病位は大腸と脾胃ですが、慢性期には肝腎に波及します。 病の転化は、初期は湿熱の邪実が主ですが、慢性期には虚証になってきます。 ただし、慢性期でも湿・食滞・瘀血などの邪実を […]

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蕁麻疹の中医治療

蕁麻疹は、中医学では風隠疹または隠疹(urticaria)と呼ばれます。扁平に隆起した紅班様の膨疹で、瘙痒を伴うが、出現と消退が急速で、瘢痕や色素沈着を残しません。 ①尋常性蕁麻疹(上記) ②皮膚描記症 ③血管性浮腫:口 […]

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理気薬の使い分け

理気薬は、気滞に使います。気滞には、肝鬱気滞と脾胃気滞の2つがあります。 帰経 香附子 肝 疏肝 肝鬱気滞に使う 青皮 肝 疏肝 肝鬱気滞に使う、降気↓(沈降下行) 川楝子 肝 疏肝 肝鬱気滞に使う 川芎 肝・胆。心包 […]

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汗疹の中医治療

汗疹(あせも)は、中医学では痱瘡(ひそう)と呼びます。 暑熱停滞 小水疱、数日後に乾燥落屑 清暑湯加減 湿熱熱毒 膿疱、深在性水疱、煩躁、多汗、不眠 五味消毒飲加減 清暑湯加減:連翹、栝楼根(天花粉)、赤芍、金銀花、沢瀉 […]

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ブドウ膜炎の中医治療

ぶどう膜炎は目の中に炎症を生じる疾患の総称で、霧視、飛蚊症、羞明、視力低下、眼痛、充血などの症状が見られます。 ぶどう膜炎の原因は多種多様ですが、大きく分けると、免疫異常が主な原因となる、非感染性ぶどう膜炎と、病原菌の感 […]

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羞明の中医治療

羞明(photophobia)は、強い光を受けた際に、不快感や眼の痛みなどを生じることで中医学では羞明怕熱(はねつ)と呼びます。 風寒束表 両眼の充血、眼痛、目の異物感、悪風感、鼻炎 明目辛細湯 気虚風熱 両眼の充血、眼 […]

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免疫のバリアと中医学

中国医学では邪気と戦う免疫システムとして、衛気(えき)と営気は、それぞれ現代医学の自然免疫、獲得免疫に相当します。(2012, Takahashi) 現代医学 中国医学 自然免疫:異物に対する記憶形成を伴わない 衛気:体 […]

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子宮頸がんの中医治療

子宮頸がんは、女性の生殖器がんの中で最も頻度の高いがんです。 肝鬱気滞 不正器出血、少腹腫痛、胸脇の膨満感、口苦、咽乾 逍遥散 湿熱下注 帯下多い、少腹疼痛、微熱、口渇、口苦 程氏(ていし)萆薢分清散 瘀毒内阻 生臭い帯 […]

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明目薬の使い分け

辛涼解表薬 菊花 微寒 風熱、肝火による充血、腫脹、疼痛 蝉退 寒 風熱による充血、角膜混濁 清熱明目 夏枯草 寒 肝火上炎による充血、腫脹、疼痛 決明子 微寒 風熱、肝火上炎による充血、腫脹、疼痛 木賊 平 風熱による […]

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