2024年2月11日
急性扁桃炎、急性咽頭炎、急性喉頭炎では、いずれも軽症では疏風清熱湯、重症では清咽利膈湯を用います。 疏風清熱湯 辛温解表 荊芥、防風 清咽利膈湯 辛温解表 荊芥、防風 辛涼解表 牛蒡子 辛涼解表 牛蒡子、薄荷 清熱瀉火 […]
2024年2月11日
アレルギー性鼻炎を中医学では、鼻鼽(びきゅう)と呼びます。 鼻汁、鼻閉、鼻腔内のそう痒感、嗅覚消失以外に、全身症状として、頭痛、耳鳴、難聴があります。 肺気虚寒 倦怠感、懶言(らんげん、話すのが億劫)、気短(息切れ)、声 […]
2024年2月6日
気滞血瘀 気滞血瘀によって胞絡を瘀阻 夜間腹痛、イライラ 桂枝茯苓丸 痰湿凝聚 痰湿凝聚によって胞絡を瘀阻 脘腹部の膨満感、吐き気 導痰湯 湿熱毒結 湿熱瘀毒が蘊結し、胞絡を瘀阻 疼痛、腹水、口苦、口渇、便秘 薏苡附子散 […]
2024年1月31日
湿 水 飲 痰 外邪である六淫のひとつ、内生五邪のひとつ 水と湿は同じものとして臨床上扱われる 内生素因(外邪などによって、肺脾腎三焦の機能失調から生じた病理産物) 内生素因(外邪などによって、肺脾腎三焦の機能失調から生 […]
2024年1月30日
半夏と厚朴は、痰湿+気滞に用います。 半夏 温化寒痰 辛・温・有毒 脾・胃 燥湿化痰、降逆止嘔 厚朴 行気 辛・苦・温 脾・胃・肺・大腸 行気化痰、下気除満、燥湿化痰、下気降逆 陰虚、気虚には用いない 陳皮 行気 辛・苦 […]
2024年1月29日
柴胡と枳実は、脾と肝で、気機を昇降させて、肝脾を両調する。 ①肝気鬱結、②肝脾不調、気機逆乱による胸腹脹満、食滞、嗳気 柴胡 辛涼解表 苦、微辛、微寒 肝、胆、心包、三焦 透表泄熱、疏肝解鬱、昇挙陽気 昇発の性質を持つの […]
2024年1月28日
脾虚痰滞、気虚 納呆、時に暴飲暴食、疲労、乏力、脘腹痞悶(ひもん、腹がつかえ悶え苦しむ)、頭身重沈、浮腫 香砂六君子湯加減、参苓白朮散 加 防已黄耆湯 湿熱内蘊(うん、貯める) 暴飲暴食、身体が重くだるい、乏力 連朴飲加 […]
2024年1月27日
六腑は、ひとつながりで繋がっており、水穀を精微(清)と糟粕(濁)に分別(必別清濁)する。 三焦は名前はあっても形はない(有名而無形)と言われるが、「気と津液の通行させるルート」である。 つまり、解剖学的な実態を持たず、機 […]
2024年1月25日
良導絡と漢方処方薬(小田)から引経薬についての引用です。 牛膝:下行の引経薬としてよく用いる。下肢の関節痛、しびれ、熱感、腫脹に使います。
2024年1月17日
肝胃陰虚 隠々と腹痛、大便秘結、嘔吐、口乾口苦、涼を喜び熱を嫌う 芍薬甘草湯 合 清腸飲 肝腎陽虚 腹痛喜按、肢冷、便溏、気短乏力、五更泄 附子理中湯、四神丸加減 肝脾両虚 顔色白、気短乏力、脱肛、頭暈、動悸 八珍湯、十 […]