中医学、漢方

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汗疹の中医治療

汗疹(あせも)は、中医学では痱瘡(ひそう)と呼びます。 暑熱停滞 小水疱、数日後に乾燥落屑 清暑湯加減 湿熱熱毒 膿疱、深在性水疱、煩躁、多汗、不眠 五味消毒飲加減 清暑湯加減:連翹、栝楼根(天花粉)、赤芍、金銀花、沢瀉 […]

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ブドウ膜炎の中医治療

ぶどう膜炎は目の中に炎症を生じる疾患の総称で、霧視、飛蚊症、羞明、視力低下、眼痛、充血などの症状が見られます。 ぶどう膜炎の原因は多種多様ですが、大きく分けると、免疫異常が主な原因となる、非感染性ぶどう膜炎と、病原菌の感 […]

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羞明の中医治療

羞明(photophobia)は、強い光を受けた際に、不快感や眼の痛みなどを生じることで中医学では羞明怕熱(はねつ)と呼びます。 風寒束表 両眼の充血、眼痛、目の異物感、悪風感、鼻炎 明目辛細湯 気虚風熱 両眼の充血、眼 […]

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免疫のバリアと中医学

中国医学では邪気と戦う免疫システムとして、衛気(えき)と営気は、それぞれ現代医学の自然免疫、獲得免疫に相当します。(2012, Takahashi) 現代医学 中国医学 自然免疫:異物に対する記憶形成を伴わない 衛気:体 […]

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子宮頸がんの中医治療

子宮頸がんは、女性の生殖器がんの中で最も頻度の高いがんです。 肝鬱気滞 不正器出血、少腹腫痛、胸脇の膨満感、口苦、咽乾 逍遥散 湿熱下注 帯下多い、少腹疼痛、微熱、口渇、口苦 程氏(ていし)萆薢分清散 瘀毒内阻 生臭い帯 […]

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明目薬の使い分け

辛涼解表薬 菊花 微寒 風熱、肝火による充血、腫脹、疼痛 蝉退 寒 風熱による充血、角膜混濁 清熱明目 夏枯草 寒 肝火上炎による充血、腫脹、疼痛 決明子 微寒 風熱、肝火上炎による充血、腫脹、疼痛 木賊 平 風熱による […]

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頭目腫痛の中医治療

頭目腫痛とは、頭や目が腫れるように痛くなることです。緑内障の時に現れる症状です。病位は肝です。 痰湿上逆 悪心、水様物の嘔吐、胸苦しい、体が重い、納少、口渇あるが水分を欲しない 黄連温胆湯加減 肝火犯胃 激しい頭痛、眼痛 […]

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止痒薬の使い分け

辛温解表 荊芥 温 防風 微温 白芷 温 辛涼解表 蝉退 寒 浮萍 寒、流通なし 薄荷 寒 西河柳(せいかりゅう) 平 清熱燥湿 白鮮皮 寒 黄柏 寒 苦参 寒 清熱虚退 青蒿 寒 散寒 艾葉(がいよう) 温 利水滲湿 […]

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再発性口内炎の中医治療

再発性口内炎は再発性アフタとも呼ばれ、中医学では口瘡(recurrent aphtha)と言います。 心火上炎 急性発症、潰瘍多数、口渇、心煩 導赤散加減 脾胃熱盛 急性発症、口渇、便秘 清胃散加減 陰虚火旺 慢性、潰瘍 […]

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口渇の中医治療

熱証と陰虚による口渇(夜に悪化、飲みたがる)が多い。湿証の口渇では「飲みたがらない口渇」となる。 原因としては他に、嘔吐、下痢、消渇があります。 熱盛陽明 冷水を好む、高熱、発汗、顔面紅潮、目の充血、煩躁(いらいら) 白 […]

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