栄養
自閉症と短鎖脂肪酸

短鎖脂肪酸は腸内細菌が食物繊維をエサにして発酵することによって作られる酢酸、酪酸、プロビオン酸などのことで、身体の炎症反応、脂肪エネルギー代謝、免疫システムを制御しています。 脳との関係で言えば、自律神経、神経伝達物質と […]

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においの話

重度の糖尿病患者では、インスリン抵抗性が強くなり筋肉や脂肪細胞へのブドウ糖の取り込みが出来なくなります。身体はこれに反応して、脂肪細胞に蓄えられた中性脂肪を分解してケトン体を作って、それをブドウ糖の代わりのエネルギー源に […]

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パーキンソン病は便秘から始まる

パーキンソン病は、ほとんどの難病が報告されはじめた19世紀の1817年に最初に報告されました。パーキンソン病では、発病する約20年前から便秘が始まります。原因は完全には解明されていませんが、初期に食道・大腸の粘膜下筋層に […]

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腸内フローラの太りやすさ指標は使えない?

まとめ:腸内フローラの太りやすさ指標(F/B比)は、よくわからない指標です。 生物は、基本的に「ドメイン-界-門-綱-目-科-属-種」という順で階層的に分類されます。わかりやすくヒトで例えると、「真核生物-動物界-脊索( […]

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プレボテラ属と食事

まとめ:プレボテラ属は食物繊維と糖質の両方に反応して増加するために、肥満にも痩せにも、病気にも健康にも複雑に関係しています。 (食物繊維<糖質であれば肥満に、食物繊維>糖質であれば痩せに傾きます) 食事とプレボテラ属との […]

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食事性炎症指数(DII)

まとめ:様々な慢性疾患に繋がる身体の炎症を抑えるために、野菜や果物に含まれるフィトケミカルなどが大事ですという話です。 食事性炎症指数(Dietary Inflammatory Index、DII)は、食事性栄養素を摂っ […]

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腸内フローラと野菜・果物の関係

「タンパク質が摂れた人は次は野菜と果物です」と、よく話をさせてもらっております。 主食文化のあるアジア圏では基本的に低タンパクに陥っており、反対に精製糖質依存、小麦製品や乳製品に対する依存が根強いです。 必須栄養素である […]

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果物を摂るほど痩せる話

「糖質制限をしているので果物は食べていません」と言われる方がおられます。 果糖(フルクトース)は代謝経路は、①ブドウ糖(グルコース)になる経路、②クエン酸回路に入ってエネルギー代謝を行う経路、③クエン酸回路を通り抜けて中 […]

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<症例>クリニックで一番若いお爺さん

長年通院して頂いている68歳の男性です。お爺さんと言うには失礼なほど若々しい方です。 当院は待合にAGE測定器を置いて、自由に計測してもらってますが、この方は平均すると実年齢マイナス10歳〜15歳となっています。 たくさ […]

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グルテン失調症の意味するところ

グルテン失調症は、小麦に含まれるタンパク質であるグリアジンに対する抗グリアジン抗体を持ち、小脳性の失調症状が主症状の自己免疫疾患です。この抗体が小脳のプルキンエ細胞に交差反応を起こして、プルキンエ細胞が脱落することによっ […]

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