アルフレッド・アドラー(Adlerian Theory:An Introduction)
アルフレッド・アドラーの和書と原書はかなり内容が異なっていますので、原書で読むことを教えてもらって以前に読んでいました。
すっかり内容を忘れていますので、読み直してまとめてみたいと思います。
Adlerian ...
コロナ鬱病の認知の歪み
コロナウイルスのことで、不安感やうつ症状が出ている人もいらっしゃるようです。
災害などの大きなストレスが掛かった時に、うつ的な非現実的な考え方に捉われることが知られています。
これを認知の歪みと言います。
レム睡眠行動異常
レム睡眠行動異常(REM sleep behavior disorder、RBD)は、睡眠中の夢に関連した行動や運動が有り、自分やパートナーへの暴力、その結果としての外傷に繋がる疾患です。
・通常レム睡眠中の骨格筋活動は低 ...
不思議の国のアリス症候群
不思議の国のアリス症候群という疾患があります。
物や人が大きく見えたり、小さく見えたりするという奇妙な症状が特徴で、童話の不思議の国のアリスに因んで、この名前がつけられています。
2016年にBolmが、総論を ...
うつと腸内フローラ
マウスでは、腸内フローラの移植で、性格が変化して活発になったり、臆病になったりすることが知られています。
うつ病患者での便の移植治療は、論文ベースではまだ発表されていません。
便移植の体験談としては、移植後すぐ ...
チック症と栄養〜その2
Mantelら(2004)に、チック症115人の内、ビタミンB群が60-70人に効果的であり、次いでビタミンC,ビタミンE,カルシウム、マグネシウムが55人に有効であったと報告しました。
この効果は若年者ほどより有効であっ ...
チック症と栄養〜その1
2018年にまとまっているレビューが出ています。
1.カフェイン
コカインや覚醒剤のような中枢神経刺激物質やADD/ADHDに適応のある精神刺激薬は、チック症状を増悪させることがあることが知られています。
チック症
チック症の方が沢山来院されています。
チック症は、ADD/ADHD症状と同時に出てくることが多いですが、ADD/ADHDの治療薬の精神刺激薬によって、チック症状が増悪することがあるので、代替医療が選択肢として上がってきます ...
Bスポット療法(EAT)
堀口申作先生が開発したBスポット療法という治療法があります。
Bスポットとは、風邪の引き始めの時に感じるのどの奥のイガイガする場所のことです。
もともとは耳鼻科領域の治療法でした。Bスポット療法とは鼻の後ろの上 ...
発達障害と愛着障害
(障害という言葉は避けたいのですが、理解しやすくするために使わせてもらっています)
ほとんどの慢性疾患は、一次性(遺伝性)のものと二次性(後天性)のものがあります。
糖尿病、高血圧、喘息、てんかん、統合失調症な ...