栄養

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<症例>アルツハイマー病と体重減少

長年神経症で通院されていた方がアルツハイマー病を発症された72歳の男性です。過去14年間の体重の推移です。 身長160センチですが、長年高度肥満で2型糖尿病に近い状態で経過されていました。 アルツハイマー病の教科書通りの […]

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アルツハイマー病と体重減少

まとめ:アルツハイマー病では、進行と共に自己防衛的にケトン体質に自然に変化して、体重が減少していきます。アルツハイマー病に対するケトン食療法は、初期段階にのみ有効ですが、対症療法的であり根治効果はありません。 肥満(20 […]

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栄養
インスリンとIGF

肥満ホルモンと呼ばれるインスリンは、身体を作る同化作用を持ちますが、主に糖質から、グリコーゲンや脂肪合成を行います。 痩せホルモンと呼ばれるグルカゴンは、身体を壊す異化作用を持ちますが、インスリンと真逆で、主にグリコーゲ […]

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レシピ
カレー

市販のカレールーを使わず、ご飯のないカレーの2人分レシピです。 1.カレールー フライパンにバター(大さじ1.5)を熱し、米粉または片栗粉(大さじ1.5)を入れて弱火で焦がさないように炒めます。薄茶色に色づいたら、火を止 […]

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栄養
糖質制限と子供の成長抑制

まとめ:極端な糖質制限で誘発される飢餓のような状態が、子供の成長抑制を招きます。 ケトン食療法の副作用の記事で、子供にケトン食療法を行った場合は成長を抑制することが報告されている原因について、食事全体に脂質の占める割合が […]

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栄養
カロリーよりも必要栄養素

地元で講演をしてきましたが、講演後の質疑応答で、カロリー理論の話が出ました。 エネルギー源として重要な炭水化物(糖質)、脂質、タンパク質を3大栄養素といいますが、これらを実験的に完全に燃やすと、それぞれ1gあたり4.1k […]

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栄養
医学に疑問を持つという視点

先日、地元で小規模な講演会をさせてもらいました。質疑応答で色々な話が出来ましたが、「医学に疑問を持つという視点」について記事を書きたいと思います。 野生動物には肥満はありません。現代人が太っているのは、現代食が原因です。 […]

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てんかん
ビタミンDと神経発達

まとめ:ビタミンD欠乏症は脳の発達に影響を与えます。特に妊婦と子供においてビタミンDの補給が重要です。 適切なビタミンDレベルは、骨の健康に重要であると長い間考えられてきました。過去20年間のデータは、ビタミンD欠乏症が […]

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ホルモン
ビタミンDの代謝、日光、サプリ、過剰症

ビタミンDについては過去に一度記事にしました。 追加記事(2020年2月11日)を再度修正してまとめたいと思います。 D2とD3の違いですが、構造式がわずかに違うだけです。 D2とD3は、体内での代謝も生理活性も同等なの […]

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栄養
発達障害とキノコ

野菜嫌いの子供さんの中でも、特にキノコが苦手なお子さんが多いように思います。 自閉症とキノコに関する総論にて、キノコの摂取が腸内細菌叢を改善させて、自閉症を改善する可能性が指摘されています。(2019年、Bellら) 食 […]

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