中医学、漢方
皮膚瘙痒症の中医治療

皮膚瘙痒症とは、瘙痒のみで原発疹はみられない、あるいは掻破による続発疹を伴う皮膚疾患です。 中医学では、風瘙痒(pruritus cutaneus)と呼びます。 血熱生風 青壮年、夏季、心煩、口渇、 止痒熄風湯加減 風盛 […]

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中医学、漢方
排尿後の尿もれの中医治療

排尿後の尿もれのことを中医学では、余瀝(よれき)と呼びます。 腎気不固 頻尿、尿量多い、冷え症、元気がない、高齢者 八味丸合桑螵蛸散 中気下陥(げかん、脾気下陥) 元気がない、疲労感、納少、便溏 補中益気湯加減 膀胱湿熱 […]

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中医学、漢方
尿失禁の中医治療

いずれの弁証でも、膀胱の気化が失調して尿失禁が起こります。 腎陽虚 頻繁な尿失禁、顔面蒼白、倦怠無力、腰膝酸軟、冷え症 鞏(きょう)堤丸 肺脾気虚 頻繁な尿失禁、咳嗽、呼吸困難、疲労倦怠、納少、便溏 補中益気湯合甘草乾姜 […]

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てんかん
てんかん、尿酸、ビタミンC

まとめ:尿酸は体内の水溶性抗酸化物質であり、高尿酸血症と低尿酸血症の両方が酸化ストレスを反映しています。てんかんおよび抗てんかん薬の両方が、尿酸値に影響があり、ビタミンCはこの酸化ストレスに治療的に働きます。 ビタミンC […]

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栄養
痛風と尿酸値

(2019年6月17日の記事を加筆修正しました) 痛風の原因は、未だに解明されていません。 尿酸の値が9.0mg/dlを超える高尿酸血症となると危険と言われています。一方で、高尿酸血症の人で、痛風を発病しない人(無症候性 […]

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中医学、漢方
中医の消腫薬の使い分け

清熱明目 夏枯草 寒 リンパ節結核、甲状腺腫、乳腺腫、耳下腺腫 清熱解毒 敗醤草 微寒 皮膚化膿症、肺化膿症、虫垂炎(消腫+解毒) 蚕休(そうきゅう) 微寒 皮膚化膿症(消腫+解毒) 馬歯莧 寒 皮膚化膿症(消腫+解毒) […]

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中医学、漢方
中医の止痛薬の使い分け

利水滲湿 防已 寒 痺証 祛風湿薬 威霊仙 温 痺証、半身不随 独活 微温 痺証、頭痛、歯痛 唐独活 微温 痺証、頭痛、歯痛 烏梢蛇 平 痺証 除長卿 温 痺証 蒼耳子 温 痺証 活血化瘀 莪朮 温 腹痛 延胡索 温 月 […]

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中医学、漢方
中医の鎮驚薬の使い分け

化痰 帰経 竹筎 肺、胃、胆 胆虚の易驚、不安、鬱 青蒙石 肺、肝 痰積による癲(てん)狂、平肝(沈降下降下泄させる) 天竺黄 心、肝 小児の痰熱の意識障害、心経に作用 安神 茯苓 心、脾、胃、肺、腎 寧心安神、鎮驚 茯 […]

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中医学、漢方
心痛の中医治療

中医学の心痛(胸痺)は、主に西洋医学の狭心症のことを指します。 実証 寒凝心脈 冷え症、寒い日に悪化、冷汗、気短 当帰四逆散 火邪熱結 心中が灼熱、口乾、煩躁、 小陥胸湯 気滞心胸 鼠痛無定所、ため息、うつ 柴胡疏肝飲 […]

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中医学、漢方
動悸の中医治療

動悸は中医学では、軽症のものを驚悸、重症のものを怔忡(せいちゅう)と言います。 西洋医学では、頻脈、不整脈、心筋炎、心膜炎、心不全、神経症に当たります。 心痛(胸痺)は、心臓が実際の損傷されて起こる病証で、胸痺が進行した […]

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